“グランドスラム”勝村周一朗 official BLOG

2004年04月

なんだかな

仕事を辞めて1ヶ月。自分のやってきたことはなんだったのだろうかと振りかえる事がよくある。

でもそんな時と水曜.日曜に道場で鎌ホに行くとき以外、普段の生活の中で児童養護施設について考えることはあ るだろうか。
施設の子どもたちが困っていることも、職員が忙しくて大変なことも、施設自体の運営が火の車なのも、今の僕には関係ないのかもしれない。関係なくはないのだろうけれど、直接のやり取りでその困難を知る以外は児童養護施設のことなどほとんど耳に
入ってこない。自分から知ろうと思えばいくらか術はあるのだろうけど、ついこないだまで働いていた僕でさえそういう状態なのである。そんなこと世の中にたくさんあるのだろうけど、興味のない人はずっと関わらず暮らしていけるのだ。一般の人にとってその人の生活や、世の中で起きている大きな事件と比べれば児童養護施設のことなんてほんとに小さなモノでしかないのだろう。
自分のやってきたことはなんだったのだろうか。

そんな中で一つ施設関係者以外から聞いた話がある。そうは言っても俺の友達で鎌ホも何度も遊びに来てくれたこともあるヤツの話しなのだが、そいつは美容師をやっていてお客さんによく鎌ホの話しをするらしい。その中で興味を持った方がいて、何かできることがあればと鎌ホを訪ねたらしい。聞いた話なので細かいことはわからないのでここで書いていいのか迷うのだが、今は子どもに個別に学習を教えてくれる方以外は募集していませんと断られたらしい。学習ボランティアの必要性も分かるし、部外者が急に入ってきて子どもの生活を乱して余計に大変になることもある、たくさんのボランティアにきちんとした方針を話し施設側がすべてを統率することが困難極まりないこともわかる。それでも自分だったらやって欲しいことはあったし、何よりご近所付き合いが必要だと思っていた。今の鎌ホのやり方やその時の状況を直接聞いたわけではないし、もう僕がどうこう言う話しではないのでこれ以上言うつもりは
ないが、なんだかさみしく残念に思う。

自分のやってきたことはなんだったのだろうか。

それだけのことが『差』

隣の人が腕立て伏せを10回やってたら、自分はこっそり11回やればいい。
それだけのこと。

腹筋も背筋も隣の人にばれないように1回づつだけ多くやればいい。
一日3回で一年で1000回分、隣の人より強くなれる。
それだけのこと。

それができるかできないか。そこの勝負だと思う。
要は自分に勝てるか勝てないか。
それだけのこと。

最近気になる人

尾崎豊・・・CD買っちゃった。やっぱカッケーね。

小西真奈美・・・あんまよく知らないんだけど、かなり結婚したい。どうしたらいいんだろう。

イッセー尾形・・・十年以上前のビデオで笑わせてもらってます。同じの見れば見るほどおもしろい。

天童荒太・・・今は「幻世の祈り」。取材力がすごいと思う。「永遠の仔」のあと倒れてたらしいけどそれでも書くのが素敵すぎる。

菊地昭・・・そうとう気合入ってます。いつものように練習中に後ろから蹴ってみたらものすごい睨まれた。こわ〜。でも期待大!

ひさしぶり

たまには日記書かないと管理人さんが恐いからさ。でも今回も手抜きね。
俺のやられた試合見て「正直何も感じなかった。しゅうさんかっこいいなって思わなかったす。」ってちゃんと言ってくれる大切な友達の作ったうた。 さて、これ書き終わったらハローワークにでも行ってくるか!


『傷だらけのアルバイター』

明日もアルバイト 明日もアルバイト
死んでもあきらめきれないデカい夢がある
前歯が欠けたままの 鼻毛が伸びたままの
ダサい大人にはなりたくないから 
明日もがんばれ がんばる 負けるな 負けない
傷だらけのアルバイター 傷だらけでやってやるぜ

夢を見るだけじゃつまらない 
夢を見てるだけはもう飽きた
夢を掴み取るためにアルバイト

手にマメを作って 年下にあごで使われて
毎日元気に「いらっしゃいませ」
時給800 冗談じゃねえよ 
さあ噛んでるガムを吐き捨てろ
そうさ これは僕のやりたい事じゃない

それでもよ 明日もアルバイト 明日もアルバイト
死んでもあきらめきれないデカい夢があるから
明日もアルバイト 明日もアルバイト
店長、あんたみたいになりたくないからがんばるぜ

昨日もアルバイト 今日もアルバイト
今のままじゃあのコにもう振られてしまう
どうか僕を信じて どこにも行かないで
絶対ビッグになって 君を幸せにしてやるぜ

自分一人じゃ何もできなく 
言い訳ならべて 群れて強気になって
へっぴり腰のまま夢を捨てる若者
ママの子守唄をいつまで聞いているの?

あなたは誰を想い胸を痛めてるの?
あなたはどんな夢を見ていますか?

未来の僕の子どもに言ってやるんだ
「自分の信じた道を行こうぜ」

それでもよ 明日もアルバイト 明日もアルバイト
死んでもあきらめきれないデカい夢があるから
「誰もが言うだろ 『早く就職をしよう』『早く大人になろう』
『若いから夢があるんだよ』 それでもな俺は今日もバイクを
飛ばしミートボール弁当を食べながら 喜んでアルバイトをしてやるぜ
夢がない人生なんて生きてたって意味はないぜ 
死んでるのと 同じだ アルバイト 明日を見つける場所さ」

がんばれ がんばる 負けるな 負けない 勝つんだ 勝ちたい やってやる
傷だらけのアルバイター 傷だらけでやってやるぜベイベー

鎌ホ辞めました

なにから話していいやら・・・。昨日で辞めました、仕事。
全部ではないけど、思っていること、今言えることを書きます。

「仕事と格闘技の両立」「子どもに夢を、働きながら頑張ってる人にも希望を」いつもそう言ってきました。それでみんなは応援してくれました。でも僕はうそつきです。裏切り者です。プロデビューして5年、ここで働くようになって4年。いろいろ考
えました。たくさん悩みました。その結論です。


最初は両立もなんとかなってたんです。どっちもぺーぺーだったから。それがいつのまにかランカーになり相手のレベルも上がり、またジム内での責任感も出てきました。練習量を増やすだけでなく密度をより濃くしなければならない。そうすることによって肉体的な疲労はさらに蓄積され、練習量と比例して体力を回復させるための時間も増やさなければならなくなる。練習または回復のための時間が十分に取れないと肉体的な部分だけでなく精神的な部分でのバランスも悪くなってしまうんです。仕事でも入れ替わりの激しい職場なので4年目ですでに中堅どころとなり、仕事は増える一方。共に生活している子どものためにと考えるとつい自分の身や時間を削ることに。性格柄、自分にできることはあれもこれもたくさんしたくなってしまうし。中途半端な仕事はやりたくないと思いつつ、そうならざるを得ない現実もあるわけで・・・。

鎌ホ生活の後半はそんなジレンマの中に常にいたように思います。

それでもなんとかやっていこうと、上の人や同僚と何度も勤務時間調整の繰り返しをしました。結局守られるわけもなく自分の時間、練習時間を犠牲にすることになったのですが。4年目の今年は練習を優先するシフトを作ったあまりパートナーの時間を犠牲にしてしまいました。自分のやりたいことのためにここまで周りを振り回して良いのだろうかという思いもありました。

これは少しずれるのですが、周りを振り回すという部分では、11月の試合前に母が倒れて入院しました。その事実を知ったのは試合が終わった後です。試合前で仕事も忙しい俺に心配させて迷惑かけちゃいけないからって、家族みんなで隠してました。俺も逆の立場だったらそうしたかもしれないけど、それを知ったときはショックでした。そんなこと思われてしまう俺のやってることってなんだろうって・・・。

また、そんな中で一選手として「限界を感じたい」という思いもどんどん強まります。両方を言い訳にしてしまっているのではないだろうか、と何度も自分に問いかけました。練習してても「今日は仕事が忙しかったから」と妥協、仕事でも「練習で疲れてるわりにはがんばった」と妥協、僕は弱い人間だから常に逃げ道を探していたように思います。まわりからも負けてんのに頑張ったねって言われるのはリング上の結果だけでなく、仕事のことも含めてだと思うんです。

子どもががんばる理由だったのに、どこかで子どもをがんばれない理由にしてた部分があったかもしれません。辞めるときに働いていたわりにはがんばった、って自分で思ったり人に言われたりしたら、俺はカッコ悪い人間だし、子どもに引け目を感じさせることになるのかもしれない。だから自分を追い込む、言い訳のできない環境へ、そういう意味もあります。

そんなに遠くないであろう現役引退のときは言い訳のできない状態で、自分の限界を認めていたいんです。


やりがいは今ほどはなくなるかもしれないです。昔のインタビューで「修斗一本でチャンピオンになれる人は凄いと思う。でも自分は仕事を続けながらそれを目指すことにやりがいをかんじている。」ってカッコつけて言ってましたし。常に自分にしか
できないことをやりたいと偉そうに考えてましたから。だから、「勝っても当たり前、負けたらなんのために仕事辞めたんだ」っていう辛い環境になるのは覚悟しています。

ただ、絶対に今より強くなります。リングの俺だけでいいって人のことは絶対満足させます。

練習を中心に考えられる生活にはわくわくしています。次の試合はまだ決まってないけど楽しみにしていてください。練習嫌いの俺がアホみたいに練習して、アホみたいに寝まくります。だから今までみたいに「がんばれ」ってあんま言わないで下さいね。練習以外はがんばらない生活をするのもたまにはいいかなと思ってるんで。



児童養護施設で働きながらという部分に惹かれて応援してくれた人、友達になってくれた人、ごめんなさい。最近、新聞やTVで僕のことを知って興味を持ってくれた人、がっかりさせてすみません。僕はうそつきです。たくさんの人を巻き込んでおいて、僕は逃げます。

4月から27歳にして住所不定無職です。先のことは何も決めずに辞めることを決めました。それが最低限のスジかなと思って。僕は独身だしそこまで生活は切羽詰ってないので。けど辞めることが決定してから少しやりたいことや希望も出てきました。たいしたことじゃないし、どうなるかもわからないので、今は言えませんが。(この先もその部分については触れないようにするかもしれません。)とりあえず家も金もないので、ラクにお金儲けする方法を知ってる人は教えてください。素敵なスポンサー
もしくは雇用主を募集中です。

このHPも終わりにしようか悩みました。もうただの一選手ですから。「児童養護施設で働きながら戦う」という形容がなければ僕なんてたいした選手じゃありません。このHPも格闘技と児童養護を繋ぐ目的が大きかったので。でもこのHPを通じてたくさんの人と人の繋がりができました(今井さんに感謝!)。そこでできた繋がりを大切にしたいし、日記やBBSや管理人ミンチョルのブログを楽しみにしてくれてる人もいるみたいなのでもう少し続けようかなと思ってます、あと一年くらいは(今井さんに愛想をつかされなければ)。


もちろん鎌ホとは関わり続けます。ボランティアとして。夏祭りもやります、去年よりでかいのを。勝村道場ももちろん。水曜と日曜は道場を続けるのでそれ以外の時間もなるべく子どもと一緒にいようと思ってるし、行事やお出かけにもなるべくついて行っちゃおうと思ってます。好きな時間に好きな仕事だけをするって考えたら少しラクになれるもんです。(給料を貰えないことを考えるとそうとうしんどくなるけど・・・。)
子どもたちもそのへんを話したらお別れムードはほとんどなくって、逆に「どうせいつでも会えるんでしょ」ってあっさりした子もいたくらい。「じゃあ、毎日来てね」ってわからんちんの子もいたけど。一番心配してるのは「かつどんはマンガを持って行っちゃうのだろうか」ということのようです。ただ自分の中では子どもたちを裏 切ったという思いは拭い切れません。その代わりあいつらとした約束は守れるようにがんばりたいんです。


「どうしてもチャンピオンになりたいんだ。」   


あの言葉に嘘はなかったことを見せてやりたいんです。これからも変わらず自分のため、そしてあいつらのためにがんばっていこうと思ってます。

今後も勝村周一朗と鎌倉児童ホームの子どもたちを応援してください。

勝村周一朗
SHUICHIRO KATSUMURA
第6代 修斗世界フェザー級王者

出身:神奈川県横浜市出身   
身長体重:172cm/62kg
生年月日:1976年6月17日生
所属:リバーサルジム横浜グランドスラム



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