“グランドスラム”勝村周一朗 official BLOG

2004年10月

ZST参戦でございます。

まあ、いろいろあったわけなんですが、ZST参戦となりました。しかもいきなりGPなので自分でもビックリです。『いろいろあった』のいろいろや、紆余曲折あってのZST参戦についてはきっとバウレビさんあたりのインタビューでお話することになるような気がします。

とりあえず、ZSTに参戦するのは一回きりだなんて中途半端なことは考えておりません。やるからにはそれなりの決意があ って出るわけですから。そして、修斗にはもう出ないなんて気もありません。自分は修斗の選手だと思っているんで。ただ、よそのリングで無様な姿を曝して戻れるほど修斗のリングは甘くないと思っているので、この決断には覚悟がいりました。

自分としてはきちんとスジを通したいので、坂本さんにも相談をし、何回か話をしました。修斗のオファーもあったにもかかわらず、最終的に「がんばってこい」と言ってくれた坂本さんにはとても感謝しています。そして、自分が悩んでいるときに相談に乗ってくれたルミナさんにも。「自分が何になりたいのか考えろ」「格闘技をはじめたときの気持ちを思い出せ」「自分が強くなるために、厳しい方の道を選べ」最終的に決断できたのはルミナさんのいくつかの言葉のおかげでした。

はじめてのリング、はじめてのルール、ひとつ上の階級、簡単に勝てるとは思っていません。ただ、負けてもいいという気持ちで出るわけではありません。せっかくの舞台です。優勝を狙って戦います。

神奈川県少年レスリング選手権 大会

こないだの日曜日にちびっこレスリングの県大会にうちの子を連れていきました。本来なら参加できなかったこの大会に、逗子キッズレスリングの松岡さんや木口先生、押田コーチのおかげで勝村道場の小中学生12名が出場できました。本当に感謝です。

道場開設からたったの1年。経験者が一人もいない中、手探りのスタート。指導する僕だってレスリングの経験は木口道場での2年だけ。とても試合なんか出られるわけないと思っていたのに、そこを何とかしてしまうのはさすが ちびっこパワー。本当に子どもたちみんなが必死でがんばっていました。章のガッツ、サヤの粘り、桂一の応援、りかっぺの涙、・・・ホント子どもたちは夢の塊だと感じました。勝ち負け以上のものを今回感じてくれれば嬉しいですよね。

結果は12名中9名が初戦敗退だったのですが、2名の優勝者が出たのは驚きでした。勝った子も、負けた子も次に向けてやる気になってるのが、見ていて気持ちいいですよね。あと、応援に来てた子が今までやってなかったのにレスリングやりたいって言い出したのも嬉しいな。

ただ、ケガ人を出しちゃったことはツライですよね。指導者としては。もちろん相手を責めるつもりはないんですよ。経験上、ケガをするのもつらいけど、させてしまった方もつらいことは痛いほどわかってますから。うーん、とにかく、これでレスリングを嫌いにならなければいいんだけど・・・。

あ、あとひとつだけ。あれはどうなんでしょ。セコンドについてた相手のコーチが「相手、技なにも知らないよ!」とか「なんでもかかるからやってみろ!」とか言ってたんですね。自信をもって攻撃させるために言うんでしょうけど、なんかねぇ。まあ 、自分とこの子が言われてたから気になっただけなのかもしれないですけど。ただ、そう言わせてしまうのは間違いなく僕の力量不足なんですよ。指導者である僕の力量不足であって、子どもたちは悪くないんですよ。でも、マット上で試合をしながら、相手側からそういう言葉を聞かなきゃいけない子どもの気持ちはどうなんでしょう。大人同士の試合ならいざ知らず、子どもに対して大人がそれを言っちゃあ ・・・、と思うのは僕だけでしょうか。その試合だけに影響するだけならまだいいのですが、言われた子のその後にまで影響を与えかねないわけですから...。さいわい、今のところウチの子からその件については声が挙がってないからいいんですけどね。

すいません、蛇足でした。

とにかく、勝村道場ちびっこレスラー、おつかれちゃんっ!

一周年ということなので

大袈裟かもしれないんだけど、宝物は何かと聞かれたら、今なら俺は勝村道場と答えるだろう。なけなしの金をはたいて買ったマットやグローブも、一緒に練習してる子どもたちや仲間も、それから作り上げるまでの時間やここまでの過程も、全部含めて
大切なもの。

高校生のときレスリングに出会ってなければもっとグレてただろうし、木口道場で人と人の繋がりの大切さを学んだ。子ども好きになったのもあの頃だし、ダラダラしていただけの俺が努力することも覚えた。今は試合に勝つことやまわりから評価されることではなくて、何をやっても長続きしなかった俺があれからずっと格闘技を続けているということが自信になり、今の俺を作り上げているように感じる。

自分が格闘技を通じて遂げたような変化を他人に押し付けるつもりはない。ただ、体を動かすことで感じられる痛みや喜びや、純粋に格闘技を楽しむこと、いろんな人とふれ合ったり出会うこと、少しでもそんなことの感じられる場を作りたい。強さを追い求め木口道場からK’zFACTORYに移ったのだけれど、そんな想いはゆっくり膨らんでいた。

そしてちょうど一年前の10月に、構想はあったものの実現は何年か先になるはずだった勝村道場というモノが形になった。これは自分だけの力ではなく、格闘技や仕事や酒を通じてできた仲間のおかげであり、そういった人間関係の集大成だと思ってい
る。とてもではないけれど書き切れないくらいの人々の出会いや、友情や、協力や、応援があったからこそ、自分が現役のうちはやるつもりのなかった、道場というものを始めることになった。

たったの一年だけど、やってなければできないいろんな経験ができた。大変なこともたくさんあった。楽しいこともたくさんあった。仲間も増えた。もちろん辞めていった人もいる。仕事を辞めたこともあって経済的にはたしかにきびしい(笑)。いろんなことがあるけれど今のところ一年前に思い切ってやれたことが良かったことだと思っている。子どもたちにはたくさん伝えたいことがあって、他の人みたいに俺は賢くないからマットの上で一緒に転がりまわってしか伝えられないことがあるんだ。怒ったり、笑ったり、泣いたり、必死になったりしながら、くそがきどもと汗をかいていこうと思ってる。

そしてこれからも老若男女.国籍.格闘技の好き嫌いを問わず、いろんな仲間が増えていけばいい。大人も子どもも笑顔がたくさん増えていけばいい。そんな勝村道場をほそぼそと続けていくことが自分のライフワークになればいい。

勝村道場、満1歳。

勝村周一朗
SHUICHIRO KATSUMURA
第6代 修斗世界フェザー級王者

出身:神奈川県横浜市出身   
身長体重:172cm/62kg
生年月日:1976年6月17日生
所属:リバーサルジム横浜グランドスラム



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