“グランドスラム”勝村周一朗 official BLOG

2016年03月

かわいくなくてかわいい後輩の結婚式

ono


昨日は沖縄で後輩の小生(オノ)の結婚式でした。

オノは俺のことを師匠と言ってくれますが俺はオノに何もしてやれませんでした。

10年くらい前にまだ俺が代々木のリバーサルジムで教えてた頃に入ってきたオノ。レスリングでインターハイ出ただけあってまあまあ強かったんで可愛がってました。
可愛がってたんですが、生意気にもどんどん強くなってきやがって、そこそこ練習相手になるくらいになりました。

「格闘技でプロになりたい」そう言い出したのでいろんなとこに練習に連れ回し始めた頃に、生まれつきの脳の障害が発覚してしまいました。
それでもどうにか続けたい、死んでもいいからくらいのことを言ってたと思います。俺も格闘技しかない人間なので気持ちは痛いほどわかりましたが、医者は当然ストップだと言います。
自分も知り合いのドクターに相談しました。組技だけならというドクターもいましたが、格闘技自体やるべきではないというドクターもいました。

そのときにつくづく自分の無力さを感じました。
自分を慕ってついてきてくれる若者にたいして何もできない。
自分の好きな格闘技を、そいつには諦めさせるしかできない。
つらくて仕方なかったのを今でも覚えてます。

なんとか組技だけギリギリ続けることを選択してくれたオノでしたが、自分なりに相当悩んだのでしょう。
ほどなくして兄を頼り沖縄に渡り農業を営むと言い出しました。

それがちょうど自分が横浜にジムを出すタイミングでした。

そのときはオノが沖縄に行ってもうまくいくイメージが湧きませんでした。
「こっちに残ってジムを手伝ってほしい」何度も出かかった言葉です。
でも、自分も働きながらのジム設立だったし、成功するとも、他人に給料を払えるとも、そこもイメージできなかったので飲み込みました。

しばらくすると、ジムは軌道に乗り、沖縄に行ったオノからはあまり良い連絡が入りませんでした。

そこでも自分の無力さを感じました。あのとき声をかけてれば。。

オノに対してはずっとそんな思いでした。
何もしてやれなかった。

だからというわけではないのですが、ずっと気にはかけ、連絡は取り合ってました。

しばらくして、落ち着いたのか、練習もしてないくせに沖縄で柔術の大会に出ると言い出しました。練習してなくても強いのは知っているし、怪我さえしなければ気晴らしになると思い背中を押しました。
そのときの所属が「リバーサルジム横浜グランドスラム沖縄支部」、、、ふざけたヤローです。でも嬉しかったな。たしかレスリングだけで勝ったとか。

それが転機となったのか、そのときの対戦相手と練習するようになり、少ないながらも練習する仲間ができたとの報告を受けました。
そうやって輪が広がっていき、定期的に練習できる場所を見つけ、サークルのようなものができ「グランドスラムAPP」となりました。
俺も沖縄に行く度にセミナーをやったり練習に参加したりして。

確実にオノが頑張ってるのが伝わってきたし、それとともに仕事をがんばっているのもうまくいってるのも感じました。

しまいにはその格闘技を続けてることでかわいい彼女まで作りやがって。笑

たまにスパーリングしてやりゃどんどん強くなって、遂には俺から一本取るくらいだし。どんな環境でも強くなれることを俺が証明させられちゃって。
アマチュア修斗に出る弟子まで育てるし、自分はレフェリーとしてアマチュアから経験を積んでるしね、そりゃもう努力を感じまくりますよね。

こないだのグランドスラム4には自分のとこの選手を出場させただけではなく、オノ自信もサバイバーにレフェリーとして参加、本戦ではスタッフとして活躍。
もう最高の親孝行ですよね。
強くなるだけが格闘技じゃないんだって、弟子に教わってます。

本当に沖縄で仕事も格闘技も頑張って、素敵な奥さんまで見つけて、幸せなヤツですよ。

俺がね、アイツに何もしてやれなくて良かった。
結婚式で二人の姿見て本当にそう思いました。

リバーサルジム茅ヶ崎グランドスラムKREW

CHIGASAKI

本日は嬉しいお知らせです。

この4月より、もう10年以上一緒にやってきた田沼良介が独立し自分のジムを持つことになりました!

場所は茅ヶ崎駅より徒歩4,5分の線路沿いです。幸町っていったかな?

とても立地は良く、けど田沼らしいと言ったら語弊があるかもしれないけど、小さなジムになります。


これは僕にとって本当に嬉しいことです。

あ、誤解のないように言っておきますが、田沼自身の出資です。
リバーサルジムの名前もついてるし、グランドスラムだけど、経営は田沼個人です。
僕は一円もピンハネしませんよ(笑)

自分が8年前にジムを出したときの目標として、自分の弟子に道場を持たせるっていうのがあったので、ようやく一つ目の夢が叶いました。
目標としては自分の弟子で道場を出す人間を10人作るって考えていたのでようやく10分の1ですが。

今はこうやって人が育って、格闘技を楽しんで楽しませて生活ができる環境が作れたっていう喜びで溢れています。

ホントに10年前に田沼と会ったときなんて、公園でボクシングの練習をしてただけの刺青入った兄ちゃんだったのに。。。
それがうちの道場のキッズを手伝うようになって、自分でレスリングの勉強をしたり、毎週俺の指導の手伝いで都内までついてきたりして、そんで自分にも厳しく練習してZSTでチャンピオンにもなって、ついに自分で城を構えるなんて凄いですことです。

田沼の努力と人間性があってのことだし、それを支える周りの力があってのことだと思う。

だから、俺の色とは違う田沼らしい道場ができることでしょう。

本当に嬉しいし、本当に楽しみ。


どんな道場になるかみんなも楽しみにしてください。


でも期待しすぎるのもプレッシャーになっちゃうんで、あいつらしくのんびりやるのがいいのかなと思ってもいます。


新しいジムについての情報はまた追って。

勝村周一朗
SHUICHIRO KATSUMURA
第6代 修斗世界フェザー級王者

出身:神奈川県横浜市出身   
身長体重:172cm/62kg
生年月日:1976年6月17日生
所属:リバーサルジム横浜グランドスラム



ニンジャチョーク [DVD]
QRコード
QRコード
過去日記
  • ライブドアブログ