熱心な勝村ファンならご存知と思いますが、ワタクシは子どもに格闘技を教えることに関して後ろ向きでした。でした、というか今もですが。

気になる人はこちらをどうぞ→2016年5月「格闘技を教えるということ」

そんなワタクシですが、このブログをろくに更新してない間になんとキッズのキックボクシングレッスンを始めてました。

矛盾してますね。笑

が、これには理由があるというか、ある意味自分への挑戦でして。。。

まずですね、一昨年に系列店としては4店舗目となる『ハピスポ』をオープンさせました。

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これが今まで自分のやっていた格闘技系のジムとは少しコンセプトが異なりまして、「地域密着型」を売りにしていて、対象はシニアとキッズとしています。

会員さんはシニアもキッズも歩いて来られる人ばかりで、地域に根差し地元の人を健康にしていくジムを目指しています。
とても小さな店舗ですが、1階と2階がありハピスポとしての運動は1階で行っていますが、終わったあとは2階でお茶をしたりもできるし、午後は2階で習字教室をやっていたり、早く来たキッズが宿題をやったりしています。
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そこでキッズクラスにレスリングや体操がある中でのキックボクシングクラスなのです。

ハッキリ言って、集客というのが頭にあったこともあります。
これは嘘偽ることなく言えます。
自分のできることとして、レスリングや寝技、あとは体操などより、キックボクシングの方がニーズがあったし、実際やってほしいという声が多いです。新規にジムをオープンさせるにあたって確実なお客さんを掴むことは大切なので。

じゃあ、金のために今まで言ってきた信念を曲げるのかというとそういうわけではありません。
このジムのコンセプトでもある「地域密着」、これがあるからこそ自分への挑戦ができるのではないか、そう考えました。

以前のブログを読んでいただければわかる通り、私は子どもに格闘技を教える危険性だったり、習った技術をケンカに使うこと、辞めた後まで責任が取れないことを危惧しています。

でも、自分がここで子どもに格闘技を教えることに踏み切った理由は
・自分の自宅がある地域であること
・子どもがみんな歩いて通える範囲であること
・小学校も近く、先生方とも保護者とも密な連絡が取れる関係性にあること
・狭いジムなので1クラス8人を2人のインストラクターで指導できること
・あくまで体を鍛えることを目的に、試合出場どころか対人でのスパーリングもしないレッスンにすること

以上のようなことがあり、責任を持って教えていくという気持ちで始めました。

通っている子どもたちにも格闘技の危険性は常々伝えていて、「もしここで習った技術をそとで人に向かって使ったら辞めてもらうし、ここで格闘技を教えることを終わりにする」と話しています。

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幸いにも一年以上続けている中で、そういう問題は起きていません。
そしてもちろん、もし外でケンカした子が出たとしたら私はその子を辞めさせることはせずに、このジムでしっかりと向き合って指導していくつもりです。

そういった意味で、今まで自分の否定してきたものに目を向けるという挑戦なのです。
ここからどんなことが生まれるか、楽しみながらやらせてもらっています。

広くは募集していませんが、ご近所で気になる方がいましたら是非見学にいらしてください。

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