(写真)２７３系を使った特急やくもで出雲市へ向かった 岡山にて
岡山から２０２４年４月に登場した２７３系特急やくもに乗車して出雲市へ向かう。２０２４年６月から特急やくもは全営業列車が２７３系になった。フリーきっぷだと指定席は無料だが、グリーン席を利用するときは運賃以外の料金が必要であった。しかし終点出雲市まで約３時間も乗車するのでゆっくりできるグリーン席を利用した。グリーン車は１号車の半室にあり、もうひとつの半室には２人用、４人用セミコンパート席になっている。座席は１ー２配置であり車内は木目調で落ち着きがある。座席にはコンセントが付いている。
特急やくも１号は豪渓を通過すると２２７系Ｕｒａｒａ(うらら)とすれ違った。伯備線は単線区間が多いので２面２線の備中川面で運転停車して特急やくもと行き違いをした。となりの１面２線の方谷でも運転停車して黄色の１１５系の普通列車との行き違いをした。井倉手前で渓谷の間を流れる高梁川の右手対岸に井倉の滝滝が見られた。右手に採石場や工場が見えると２面３線の井倉を通過した。
(写真)津山線などで走るＪＲ西日本１２０系気動車 岡山にて
列車は２面４線の新見に停車した。駅には２２７系Ｕｒａｒａ(うらら)や津山線色の１２０系気動車が停車していた。備中神代でＥＦ６４が牽引する貨物列車と行き違いをした。１面２線の足立で運転停車して特急やくもと行き違いをした。足立を出ると右手に大きな工場が見られた。停車駅の２面３線の生山手前で貨物列車を追い越した。生山には黄色の１１５系の普通列車が停車していた。生山を出ると川の流れは山陰側へ流れるようになっていた。２面３線の根雨で運転停車して特急やくもと列車の行き違いをした。伯耆大山が近くなると右手後方に大山(だいせん)が見え、案内放送もあった。大きく左にカーブすると山陰本線と合流して貨物列車が停車している２面３線の伯耆大山を通過した。列車は速度を上げて複線の山陰本線を走り日野川を渡った。境線と合流すると米子に停車した。
米子を出ると車両基地に停車する名探偵コナンのラッピングをした１２５系気動車が見られた。米子から複線の山陰本線を走っていると松江手前で特急やくもとすれ違った。単線になると２面３線の荒島で運転停車して１８７系を使った特急スーパーまつかぜと行き違いをした。荒島を過ぎると中海や遠くに「江島大橋」が見えた。東松江を通過すると列車は右手に大橋川を見て走り、島に鳥居がある「手間天神社」が見られた。高架を上がると２面４線の松江に停車した。松江を出ると日本で７番目に大きい汽水湖(海水と淡水の中間の塩分濃度の湖)で湖の周囲が約４５kmある宍道湖が見られた。説明は車内案内より。列車は１面２線の玉造温泉に停車した。宍道湖を眺めながら列車は走り木次線との乗換駅である２面４線の宍道に停車した。そして列車は斐伊川(ひいがわ)を渡り右手に一畑電車の線路を見て、高架を上がると２面４線の出雲市に到着した。
(取材日)２０２４年 ８月 ２日
