映画館でやってる時から見たかったやつ。おい嘘だろ何年前・・・・。

・あらすじ
10歳のとき、死んだ母の幽霊と遭遇したイーディス。それ以来、彼女は亡霊を目にするようになる。
トーマスと運命的な出会いを果たした彼女は、自分の父親が謎めいた死を遂げたのを機に彼と結婚。
赤粘土の影響で雪が赤くなることからクリムゾン・ピークと呼ばれる山頂に立つ豪邸に、トーマスの姉ルシールと共に移り住むことに。
三人での生活にも慣れてきたころ、体を真紅に染めた亡霊たちがイーディスの前に現れ奇妙な警告をする。
(シネマ・トゥデイより引用)


・ストーリー
星ゼロ あ、これホラーじゃねえや!昼ドラだ!
・映像美
★★★★★
マジで画面の隅々まで絵画。美しすぎてびっくりする。


・ネタバレ
まずこの映画はホラーじゃなくて愛憎渦巻く昼ドラ系映画です。ストーリーより映像について語りたい。

『美しい』

この一言に尽きる映画でした。
とにかく毎秒美しい。登場人物が美男美女、という括りではなくとにかく絵画のように美しい。
幼少期のイーディスのビスクドールのような美しさ。大人になったイーディスの柔らかな金髪に陶器のような肌。金色のまつげに中世のドレス。どれをとっても美しすぎて美術館。
中世ヨーロッパが舞台なので、登場人物のドレスや屋敷などがすべてアンティークで美しい。
トーマスの屋敷の重厚なデザインに舞い落ちる粉雪の時が止まったような静けさ。廊下のシーンの左右の飾りに、一つ一つの光すらすべて念入りに念入りに一ミリもズレずに作られてるんじゃないかって感じ。
キービジュアルである、イーディスが髪を下ろし白い寝巻きに身を包みロウソクを持つシーンなんか絵画でめちゃくちゃ描いて有りそう。
とにかくイーディスの女優さんの肌の美しさが際立ってた。

カメラワーク、屋敷のデザイン、ドレスや男性の礼服など、ここまで美しい映画ってZERO以来かもしれない・・・。個人的にはZERO以上に好きです・・・・。

幽霊が出てくるのですが、グロイより退廃的な美しさがあって、ゴシックホラー好きならおすすめ!
このお屋敷マジで建てたんですか・・・やば・・・聖地巡礼したい・・・・。

因みにストーリーはクッソおもんないです。スマホ弄りました。何故ならこれは昼ドラだからねぇえ!!!

んー・・・前半の恋愛シーンとからラブシーンとかいい歳こいた大人ですがどんな顔して見ていいか分からなかったので気まずげにスマホを見ました。一人で見てたんですけどね!!!
結局、姉の性的虐待による支配、正当化、愛憎、嫉妬、近親相姦でした。結構気持ち悪い。
えーっと・・・・なんだっけ、トーマスは結婚詐欺してたんだけどイーディスをマジで好きになっちゃったからイーディスは逃がすよ!でもむりだったねぇ!みたいな。
この姉弟が元凶ですしすっごいキモイからへあああって気持ちで見ていました。
・・・・・これイーディスの作家志望の話いる?
前半でイーディスとトーマスがイチャイチャしつつ距離を縮めるシーンが長い割に何処に惹かれたか分からなくて、そのくせ次のシーンで結婚してるのマジ唐突。
あそこまで長々と書いたのに、イーディスが惚れた理由はまあ良いとして、トーマスがイーディスに惚れた理由は?夜を共にした理由は?
イチャイチャするし濡れ場もあるけどなんかこう・・・・うーん・・・・?トーマスの気持ちが最後までグラグラするので分かりにくいです。多分若い女の子が良かったんでしょうね(投げやり)

ホラーというよりゴシックラブロマンス?幽霊出てくるし血みどろキャットファイトすっけど!
なんていうがどっちつかずで、どうにもいかない感じがしました。ラブロマンスなら幽霊が邪魔、幽霊ものなら濡れ場邪魔。

だからこの映画は一ミリの隙がない映像美を楽しむものだと思う。
でもSEとBGMの使い方も綺麗だから、昼ドラだと思って見て欲しい。美しすぎる昼ドラ。これだ!
映像美が尋常じゃなく映画史に間違いなく残るだろうデザイン性なのに、ストーリーが映画史に残らないどころか明日忘れそうなところが残念!
デルトロ監督の映像美が好きな人は必見!あとトムヒが好きなら!!!