ドイツか日本か

ピアノ弾きナカヤマのドイツ観察日記。

2017年07月

プロム…アメリカの映画やドラマで時折みる高校卒業のパーティー。

あのキラキラした世界は別世界だと思っていましたが先日ドイツのプロム、「ABI Ball」に行って参りました♪
まさかこの歳で行けるとは…!

というのも、うちのドイツ人の弟は今年が高校卒業。彼が招待してくれたのです
IMG_20170709_191353
会場の真ん中には踊るスペースがあります。

男性はスーツ、女性はドレスでいつもとは違う特別な雰囲気。
あび
チケットと引き換えにウェルカムシャンパンが貰えます。
ドイツはお酒は16歳(親と一緒ならばなんと14歳…!)からなので高校生もお酒を飲みます。

招待客が席につくと音楽と共に卒業生の赤ちゃんの頃の写真が。
IMG_20170709_181222
そこにドレスやスーツを着ておめかしした彼らが登場。良く知らない人であってもウルウルきてしまいました。(写真は弟)

dare


まず卒業生が踊ります。男女ペアが殆どですが同性同士もチラホラ。
彼女がいない弟ですが女の子と踊っていたみたい…(家族で誰だ誰だとみていた。)


その後卒業生による楽器の演奏やバレエの発表。(これは不評だった
そして食事、参加自由のダンスタイムです。

社交ダンスから徐々にクラブのように…ダンス教室の成果を!と思ったのですがやはり若い子たちには好きに踊れるクラブ音楽の方が良いみたい

ドイツではよく見る光景なのですが親の前でも子供たちはラブラブします。
私の目の前には彼氏の膝に乗りながら母親と楽しそうに会話する女の子。
hiza

なんていうか…
大きくなりすぎだ…!

いや、まぁ親も嬉しそうなので良いのだけれどね…。おばちゃん目が釘付けよ。


偶然にもうちのドイツ人が卒業時に踊った友人の女の子にも会えたり♪(当時の彼女は他校だったため友人と。)

彼のギムナジウム(中高)時代も垣間見られました。


次の日の朝に予定があった私たちは早めに退散。
パーティーは夜中まで続いたそうです。

実は彼のお母さんはこの学校の先生。お母さんは保護者でありながら教員でもあり、先生たちはお母さんの同僚。色々な先生に私も挨拶しました。
しかしお母さんは階段を踏み外し転倒お母さんにとっては散々な一日だったそうです。
Gute Besserung!





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ナカヤマ


Shall we dance?
をドイツ語で言うと
Wollen wir tanzen?
なのですが、実は私たち週1のペースでダンス教室に通っております。
ダンス
なにか二人で楽しめる趣味をつくろうという、うちのドイツ人の提案です。
ドイツではダンス教室はポピュラーな習い事。

通っている層は正に老若男女。
高校生らしき人やおじいちゃん、おばあちゃんも同じクラスにいます。

彼女、彼氏が欲しい若者もパートナー探しにダンス教室に行ったりするそう。

うちのドイツ人も少年時代ダンス教室に通っていたらしいです。
(そこで彼女はできなかったそうですが。)

既にパートナーのいるカップルにも一緒に楽しめる習い事として人気です。

音楽に合わせて体を動かすスポーツ。そしてカップル。
とてもドイツらしい

私たちが通っているのは様々な踊りの基礎を習う初心者コース。
彼は初心者ではないですが通ったのはずいぶん昔。復習も兼ねてこのクラスにしました。
カップルのためのコースなので全員決まったパートナーがいます。

ダンスは男の人が常にリードをしなくてはなりません。
間違えたらそれは男性が良くなかったから。となるそう。
そして女性は男性が何をしたいかを感じ、付いていく。次に何をするかの決定権は男性です。

経験者の彼と、音楽にちゃんと合わせたい私とで言い合いつつ…
共同作業

二人で良くしていきます。

ドイツ人踊るの好きだから周りが上手すぎたらどうしようと内心ビクビクしていたのですが
意外とドイツ人はギクシャク。
ギクシャク

確かにダンス好きでも彼らが踊っているのはお酒の席での踊り…こういうのとは違います不器用さが見え隠れ。

日本では社交ダンスはお年を召した人の習い事のイメージ(実際私の母にダンス教室に通っていると言った時爆笑されました。)ですが、ちゃんと踊れば立派なスポーツであり、パートナーとの仲も深まる良い習い事だと思います。

ドイツでまた素敵な発見が出来ました♪



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ナカヤマ


今日の出来事。

朝早く出る彼に合わせて起きた私。
彼が朝ごはん食べているのをピアノの長椅子の上で体育すわりをしながらみていると
足感想

と、うちのドイツ人が私を見て一言。

本人は全く悪気がない様子。
足コンパクト

「自分もそうやって座れないかと試したが足が長くてなかなか上手くできない。」と。
電車の中でも飛行機の中でも足が長くて邪魔。君がうらやましい。なんていうじゃあないですか。

またある時は
じゃまつげ

と、なんともすごい顔をしながら目をごしごし。

うちのドイツ人のまつ毛マスカラの広告並みに長くさらに量が多い。
そこらの付けまつげ以上。
まつ毛

こういう感じなのでよく見ないとそうは見えないのですが。

長い足が邪魔、長いまつ毛が邪魔。

喧嘩売ってるのか⁉あ”ぁ?

という感じですが。。。ものは考えようです。

私にとって悩みである短い足もマスカラなしでは存在感のないまつ毛も彼にとっては便利な形。
そう考えればこれも悪くない…かも?

日本人同士の会話ではなかなかありそうにない発言。(あれば関係悪くなりそうな危険な発言とも言える。)

朝からびっくりしました。
短所も考え方次第では長所になるかもしれないですね☆(ポジティブ!)



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どれみふぁそ~らふぁみ、れ、ど♪

と子供たちが歌う某音楽教室ヤ〇ハCMのあの曲。
なんだかふと思い出して口ずさむことがあります。

するとうちのドイツ人も後に続いて口笛吹く。。。

なぜ日本のCMの曲を知ってる⁈
CM曲

これ、てっきりヤ〇ハオリジナルなんだと思っていました。
子供たちが簡単にドレミで歌えるように教育的な工夫のもと作曲したものかなぁと…

元はドイツの曲だそうです。

なんだよ~

Ein Männlein steht im Walde


Ein Männlein とは「1人の小人」ですが歌詞をみるとなぞなぞのようになっています。

Ein Männlein steht im Walde ganz still und stumm,
Es hat von lauter Purpur ein Mäntlein um.
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald allein
Mit dem purpurroten Mäntelein.

Das Männlein steht im Walde auf einem Bein
Und hat auf seinem Haupte schwarz Käpplein klein,
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald allein
Mit dem kleinen schwarzen Käppelein?

gesprochen:
Das Männlein dort auf einem Bein
Mit seinem roten Mäntelein
Und seinem schwarzen Käppelein

Kann nur die Hagebutte sein.


Hagebutteは野ばらの実。ローズヒップとも言われています。

このように日本語にされていてそれだけを知っていてドイツ語が原曲にも関わらず日本の曲と勘違いしているもの多いです。
この山光る♪なんかもそうですよ。


最近びっくりしたのは
「夜が明けた」
コッコケコッコ 夜が明けた
お空は真赤な 朝焼けだ
元気よくさあ 飛び起きて
朝のあいさつ いたしましょう
みなさん おはようございます


という可愛い曲で私の通っていた小学校のコーラスの授業では一番最初の「挨拶の曲」として歌っていました。
しかしこれは元はフランス語の曲。
Le coq est mort, le coq est mort,
le coq est mort, le coq est mort.
Il ne dira plus cocodi, cocoda,
il ne dira plus cocodi, cocoda,
coco coco coco cocodi, cocoda.

ココディーココダーと子供たちが歌っているのはとてもかわいらしい。
因みにドイツ語にも翻訳されています。
Der Hahn ist tot, der Hahn ist tot,
der Hahn ist tot, der Hahn ist tot.
Er kann nicht mehr krähn, kokodi, kokoda,
er kann nicht mehr krähn, kokodi, kokoda,
koko koko koko kokodi, kokoda
.

ここでドイツ語が出来る人は気付いてしまいましたね…?
そうこれは
鶏が死んだよ~もうコケコッコーと鳴けないよ
という内容なのです。

日本語歌詞とのギャップ!!

日本の童謡は優しい内容が多いですが、こちらでは子供にも現実をみせるようです。

小学生の時は「さぁ!(ジャンプ)飛び起きて~♪」
と元気に歌っていたこの曲が実はそんな曲だったとは。。。

衝撃の事実でした。





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ナカヤマ

突然ですが私の足は短…
控えめな長さです。
短足

そして日本人だからなのか…
床がすごく落ち着きます。


だからうちは基本靴を脱ぐようにしています。

そしてこの体勢が落ち着く。
床
特に夏場はタイルの床がヒンヤリして気持ちい~
うちのドイツ人に「また床にいる。」と言われます。

一方うちのドイツ人はほぼ一日中椅子に座っています。
そうすると腰が痛くなるそうで最近ストレッチも兼ねて私の真似をして床に体育すわりを少しだけするようになりました。

そして気づいてしまったんです。。。
違い
足の位置が
そして立てば私より高いのに座ると私が高い...?

薄々気づいていましたが体育座りの足の位置にはびっくり。
明らかな差がありました。

とほほ


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ナカヤマ

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