私が、この1年で一番感動した言葉は、ある研修で、介護福祉の大重鎮が仰った言葉で、


「介護福祉とは(死、老い、病気、戦争、天変地異などの)人類が始まってからの普遍的な「哀しみ」「苦しみ」「恐怖」「痛み」に対して向き合う仕事であり、その目指す「人が幸せに暮らす」ことは、人類が常にかなえようとしてきた悲願でもある。


とかなんとか(ごめんなさい、すぐ忘れる、そしてちょっと作ってる)



まあ、壮大な言葉を聴いて、ぶるぶるっと震えた覚えがあります。



みんな能天気に笑いながら、誰も知らない悩みを抱え、



誰も知らない荷物を背負って人生を歩いているんですよね。



「つらいけど笑ってるんだよ」



これがわかっていない人はいい介護福祉士にはなれないんだと思います。




こんな凄い、カッコいい仕事、なかなか見つかるもんじゃない。



と言いながら、テレビでは




「特養増設」とか言っています。




あれ?時代は在宅へ、だったんじゃないの?




もう特養作らないって言ってたじゃないの。




あっちふらふら、こっちふらふら、




介護職員の仕事、なめんじゃないよ、と思う。




人手が少なくて、ぎりぎりのところで働いている。




それでも必死で踏ん張っている。



3本の矢?




3本の矢はこれです。




介護職員の社会的地位向上、給料とにかくあげろ



介護職員の量増やせ



介護職員の質と仕事の遣り甲斐を増やせ




これが最優先の3本の矢です。




たくさん施設作っても、そこで働く人がいなくてオープン出来ないところ、たくさん知っているでしょう?




あら、知らないのかしら?



・・・・・なんか空しくなってしまったのです。




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今日は、「ローレンローレンローレン♪投げ縄きのこ狩りゲーム」をやりました。

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このゲームの最初に私は馬に乗って投げ縄をしているポーズを取り、腰をくねくね回しながら「ローレンローレンローレン」」と歌ってみました。




いやーーー年がばれちゃうなーー。




2対2で赤組青組に分かれ、投げ縄できのこ(空き缶)を早く全部取ったチームの勝ちです。




これが、皆さん、とっても楽しそうで。




慣れてくると、3つ一緒に(今日は4つ一緒に)取った人もいます。




今日の参加者に1人心配な方がいました。



Aさんです。




最近、大事なご家族を亡くされた方です。




どんな関係かは伏せますが、その話を聴いた時、胸を痛めない者はいませんでした。




私も最近、大事な親友を亡くしたばかりですから、話を聴いただけでつい涙腺がゆるみそうになります。




投げ縄は、体が動かないのでできませんが、今日は、実習生くんが頑張って手伝ってくれました。




縄の端っこを持っていただき、ホースで出来た輪っかは実習生くんが投げました。




勝ち抜き戦でね、準優勝したんですよ。




Aさん。





レクの時間、その日初めて笑った。





このゲーム、皆さん、熱くなりますから、負けるととっても悔しがるんです。




そこで、ゲームに負けたペアには、




「食いしん坊インタビュー」というのを用意しています。




5つのうち、どれか一つ選んで答えていただきます。(ノリのいい人には5番を当てます(笑))





1.秋の味覚と言えば?


2.あなたが好きな食べ物は?


3.あなたが嫌いな食べ物は?


4.もし明日地球が滅亡するとしたら何を食べたいですか?


5.あなたの初恋の味は?





もちろん5番が一番盛り上がります!(笑)




ずっと勝ち続けたAさんは、ずっと勝ち続けて優勝決定戦で負けてしまった。




そして食いしん坊インタビューを受けたんですね。




「あなたの好きな食べ物は?」と聴くと





小さく「ぶどう」と答えた。




消え入りそうな声で。





Aさん、




あなたをみんなが見ていますよ。




頑張って哀しみを乗り越えようとしているあなたを見ていますよ。




ぶどうと言ったその微笑みを




みんながあたたかく見守っているんです。