先週の日曜日は笑福研究会がありました。



栗延先生は、大学の先生として、大分へ転勤されたので、スカイプで参加です。



便利な世の中ですね。



5人集まったのですが、



「これから研究をします。」「今、研究しています。」「8月に発表します。」って感じで、一人ひとり自分の活動について話し始めました。




私は、まあ書籍の仕事は大体落ち着いたと思いきや、




新しい書籍と、それから連載の仕事がありますもんで、ちょっと研究どころじゃないのですが、




上半期にあった「冒険」についてみんなに報告しました。
bouken












「沖縄の認知症ケア学会大会で発表したこと」(はそんなに話さなかったな)




「県の研究大会で評価者をやったこと。評価基準を決めるのに大変苦心したこと」




「看護学校で授業をやったこと。「老年看護学」(看護の学校の最新の情報になるわけですよね)の認知症の部分をまとめたので、皆さんにシェアしたいと思っていること




そんな話をすると、皆さん、目をきらきらさせて聞いてくれています。





みんな現場で働きながら、認知症ケアについて学び、発信している仲間です。




新しい情報、海外の情報、自分の職場での体験談、まったく違う職場の人たちが、情報交換をする場所は本当に貴重です。




たった5人(と先生)だけれど、密度の濃い時間を送った気がします。





私が体験談を話す時は、たいてい、その数か月前に





「そんな事出来るのかなあ、私に出来るのかなあ」とぼやきながら、いろんな人に相談をします(笑)




そんな時、気軽に相談できる仲間がいるのは本当にありがたいことですね。





コミュニケーションの本(7月に発売になりました!つちや書店 介護で使える言葉がけシーン別実例250、買ってね!)を書くときも、本当にいろいろ悩みました。
「こんな表現でいいのかなあ。」「こんな言い方するかなあ。」





研究会の雅子さんは、当時、介護教員資格を取ったばかりで、最新の知識をお持ちだと思ったので、「本を1冊、読み合わせをして欲しい」とお願いしてみたんですね。




カラオケに缶詰で




最後の1行まで付き合ってくださいました。





1行1行が、日本中の書店にばらまかれるワケですから、慎重になります。





県の研究大会の評価者の時も、最初は




「そんなの無理、バラバラのレクを比べて評価しろなんて、そんなの無理!」と思い、大学の先生に泣きつきました。




まだお子さんが小さいのに、親身になって時間を割いてくださって、本当にありがたいと思いました。




笑福研究会には認知症介護指導者をやっている人や大学の先生も研究会にいますから、本当に刺激になります。




そして、香織さん、現場で活躍しているただの介護職員こそ(それは私も同じです!!)研究者として、金の卵だと思っています(笑)





みんなで飲んだビールは美味しかったです!





さて!!





いつも「こんなの無理」と言いながら、冒険を繰り返してきた私、





また新しい冒険をつかまえてしまいました。







まだ、はっきりとは決まっていないのですが、8月から10月まで渡米して、またカレッジで2つの科目を取ります。




「コグニティブ アクティビティ デザイン」





うーん。何となく





私の好きそうな匂いがします(笑)




認知機能に作用するレクリエーションのデザインと日本語で訳してみましょうか。




担当のロジャー先生が





「ぜひ、この教科の学生の為に、教材として、インタビューをさせて欲しい。




ジュンコが日本でやってきたこと、今やっていること、そして未来について。




うちのカレッジの老年学で学んだことも融合させてジュンコがやっていることを、シェアして欲しいんだ。」




と申し出てくれました。





うふふ。





認知機能に作用するアクティビティ、レクリエーションね。





また冒険が降ってきましたね。






1時間もインタビュー受けられるんだろうか。私の英語力で(爆)






笑福研究会への土産話は、10月に、この「冒険」の話になるでしょう。





冒険を話せる仲間がいるって素敵ですよね。