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太極拳のお友達、あっこさんと、長野県安曇野市にある穂高養生園に行くことになった。行くことになったものの、どういうところなのかホームページなど見ても、「ほりすてぃっくりとりーと」などと書いてあるばかりで、さっぱりわからない。しかも利用者の声には私の苦手とする「心のギフト」なんて言葉も出てくるし、変な宗教や団体だったらどうしようと考えてるうちに当日になって、「洗脳されてくるなよ〜〜〜」というミイ様@旦那の声援とともに家を出た。

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えいままよ。旅はじまったら楽しむしかない。新宿駅9時のバスに乗り、昼には穂高に到着。駅前からは養生園近くまで行けるバスが土日ならあるのだけれど、今日は金曜日。駅から約2時間、歩くしかない。しかし、観光案内所に行くと途中までは行けるバスがあるという。そこまで行って、この強烈な八面大王足湯で一休み。

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そこからはひたすら歩く。点在する神社に寄りながら歩いているうに雨まで降ってきて、チェックインの17時には到底間に合わないことが判明。

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そんなことで一気に気分も萎えた。ついでにトイレも行きたくなったものの、穂高の店はどこも休みでだんだん焦ってきた。しかし、地獄に仏とはこのこと。まさかの素敵なお店「もみのき茶屋」がオープンしていました!「ラッキー」。

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世田谷でレストランをしていたという気さくな斉藤マスターおすすめのドリンク。「フランスで人気のミント水ですよ、マンタロー」なんて楽しくマスターと話して疲れを癒す。では、気を取り直して行こうかとなったものの、この先まだ約1時間近くはかかるという。あっこさんと困った顔をしていたら、マスターが軽く「送ってあげますよ」。え〜〜〜、こんなご親切に甘えて良いのでしょうか。でもずうずうしく甘えてしまいました。斉藤マスター、どうもありがとうございました。

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お蔭様でなんとか17時過ぎに到着。緑に囲まれた素敵なログハウスが見えてきました。

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穂高養生園の生活は規則正しい。17時30分に宿泊客全員がホールに集まりいっせいに食事をとる。養生園の庭で栽培した無農薬野菜を使った手の込んだマクロビスタイルです。

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にんじんと玉ねぎのりんごジュースドレッシングや玉ねぎのフライ、えのきのスープ、生姜の玄米ごはん、出汁を取った後の昆布の佃煮。心がこもっていて満足した夕飯。

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消化にもよく免疫力もあげるという話題の酵素玄米も頂きました。ちょっと酸味と塩気を感じますが、とても美味しい。普通の玄米よりも小豆が入っている分、味が深い。

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デザートはお芋の羊羹。甘さはほとんどなくお芋の味そのものを楽しみます。

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施設にはテレビもラジオもありません。私のソフトバンクはアンテナも立たない。雨の音だけ聞きながら、みんな思い思いに夜を過ごす。

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21時に就寝して朝ごはんは10時30分から。でも6時にはぱっちりと目が覚めました。本日、快晴。あっこさんと養生園から中房渓谷の方へ散歩に。新緑がまぶしい。

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そして残雪のなんとすがすがしいこと。

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小さな虫や花を見ながらゆっくり1時間。

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戻ると、朝ごはんの準備が始まっていました。どうやら今朝の食事は、とれたての小松菜を使うみたい。

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自由参加のヨガがとても気持ちよかった。食事までの残り一時間をやはりみんな思い思いに過ごす。

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朝陽を全身に浴びてくつろぎきる。

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わー、待ってましたの朝ごはん。

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蓮根を団子にした煮物。アスパラの絶妙な歯ごたえ。


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蕗の葉でくるんで蒸したお豆腐。どれもこれも、素材の味を活かしきったお料理で感動しました。日々の養生園の料理は、スタッフやよいさんのブログに詳しいです。東京でお料理教室も開く予定があるとのこと。興味津々。

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食器は自分で洗って戻します。シーツも終わったらはずして籠に戻す。ナプキンはスタッフが作った雑誌の小袋に入れて捨てる。ドライヤーを使ったら落ちた毛をコロコロでとる。自分でできることは自分でする。これがとても自然に組み込まれていることに感心しました。

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チェックアウト後は、森のカフェへ。

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一見、ガウディみたい。

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このカフェも食器は自分で洗うのがルール。

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森の見える場所で頂くんだもの。さらに美味しく感じます。

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要予約のサウナ。

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近くに原生林があると聞き出かけました。

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手付かずの自然に畏敬の念を覚える。

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帰り道には水鏡。ゆったりとくつろぎ、豊かな暮らしについて考えさせられる旅だった。怪しいなんて言ってごめんなさい。養生園、今度は二泊はしてみたい。あの風の音、鳥の声、真っ白い光、濃厚な味。そのすべてがもうすでに、こんなにも懐かしい。