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国会議事堂前反原発デモに参加しようと決めた。東日本大震災以来、制御不能になった原発がやっぱり人の手に負えるものではないとわかったし、処理するのに10万年もかかる材料なんてクレイジーだと思った。そして今年2月には福島の警戒区域に入って、人が住めないこんな広い空間が日本にあちこちできたらと思うとぞっとした。先週の4万人デモは行われてから知って、時すでに遅しだったが、今回はtwitterでその情報を掴めた。今回は10万人が参加するという。デモなんてヒステリックでいやだとも思ったけれど、自分は賛成なのか反対なのかの意思は示したいと思ったし、その状況を自分の肌で感じたかった。行くと決めたら福島の双葉の友人から電話が入った。「デモは行かない。双葉の人間はみんな東電で働いているし、住み続けなきゃならない。だからグレー。都会の人はそこをわかって」と言われた。気持ちはわかる。わかるけれど、これは福島の問題だけではなく、日本の問題。私の問題と思って決意は変わらなかった。
デモは18〜20時にかけて行われる。私はちょうど18時に着いた。一緒ではないけれど、友達も参加している。国会議事堂駅の中は「デモに参加される人は2番へ」と交通整理までしている。

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渋滞の階段を上がり地上に出ると、たくさんの参加者が自分のやり方で反原発をアピールしていた。

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人種、性別、年齢を超えて人が集まっている。でも、もっと人が出ているかなという予想はなんとなくはずれ、こんなものかなと思いながらとりあえずデモに参加しようと歩を進めた。

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でも歩いても歩いても、デモの最後尾が見つからない。数メートルごとに立っている警官にうながされて進むと、その最後尾は国会議事等から遠く離れた新霞ヶ関ビルにあった。

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並んでも、人が多すぎるためかなかなか前に進まない。「原発やめろ、再稼動反対」のシュプレヒコールが始まった。最初は小さかった声がどんどん大きくなっていくのがわかった。先週も参加した人が、「今回は軽く倍を越えているわね」と呟いた。

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前回のデモは記者の取材がなかったようだが、今回はあちらこちらにレポーターが立っている。

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日が暮れて19時00を過ぎると、どんどん人が増えてきた。19時45分には規制のかかった官邸前、財務省前を中心に溢れんばかりの人である。「原発反対、再稼動反対」の声が一際大きく、強く結ばれていく。

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ヘリコプターが何機も空を旋回している。霞ヶ関のビルから誰もこの様子を見ていないのが不思議だった。

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デモはこんなになっているのに、車両規制はないから、「車両規制しないと怪我人が出るよ」と参加者の男性が警官に言って、軽く無視された。でも、ここに参加しているのは、迷惑をかけられて困っている人たちだから、人に迷惑をかけるようなことはしない。譲り合ってたんたんと19時55分を迎えた。「皆さん、これで今日の抗議は終了です。これからも抗議を続けられるように、速やかに解散してください。知らない方に、抗議は終わったと伝えてください」と呼びかけがあると、みるみるうちに終息した。デモの参加人数は結局約18万だと聞いたが、ニュースの取り上げはどうだったんだろう。

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デモは7月1日にも新宿中央公園で16時から行われます。18時にはアルタ前で抗議が行われるとのこと。デモに参加するしないは個人の自由です。でも原発をどうするべきか、それぞれがきちんと考える時が今だと思います。使いすぎのクーラーや照明をやめて、一人一人が昔の日本人のようにちょっとずつ辛抱強くなれば、電気の問題は必ず乗り越えられるはず。日本の総電力は最大だった2010年で1億7775万kw。今、水力発電は約4300万kw、火力は約1億3000万kw、自家発電は5384万kwある。電気の不払い運動も起きていますが、私はむしろ、反対する人は電気を使わなくすれば良いと思います。我が家の電気代は毎月だいたい3600円です。一人一人、節電する。デモに参加が叶わなければ、そういう反対活動もできるのかなと思いました。