エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)
著者:九岡 望
アスキーメディアワークス(2012-02-10)
販売元:Amazon.co.jp
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  昭和一〇一年夏、廃墟の町“尽天”。暴走した戦闘兵器に襲われた叶葉は、棺で眠る不思議な少年に出会う。命令無しに動けないという少年に、叶葉は自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従の契約”を結んだ瞬間だった。少年は、軍最強の兵器“鬼虫”の“蜂”九曜と名乗った。兵器ゆえに人としての感情が欠落している九曜だが、叶葉はそんな彼を一人の人間として扱い交流していく。徐々に心を通わせていく二人。しかし平穏な日々は、同じ鬼虫である“蜻蛉”竜胆の飛来によって打ち砕かれ―!?閉じられた町を舞台に、最強の兵器たちが繰り広げるノンストップ・アクション。第18回電撃小説大賞“大賞”受賞作。

 

  2月の恒例行事となっている、電撃小説大賞の時期になりましたか。自分で育てなくても、勝手に優秀な作家が育ってしまうのが、このレーベルの凄いところ。やっぱりラノベ界のガリバー的レーベルは一味違うなぁと。

  積読本が溜まっているので、今年は店頭で吟味した結果、無難に大賞受賞作に手を出すことにしました。様子を見て他の受賞作も買うかもしれませんが。
  読んだ感想としては、大賞を受賞した事も納得の非常に無難な、万人向けの作品だったと思います。

  バトルがメインの作品なのですが、感情を失った兵器となった少年と、自らが生きる意味を求める少女との心の交流が良かったですね。

  完結してるっぽいので、シリーズ化はないのかな?なんだか、設定がシューティングゲームっぽいと思ったのは自分だけでしょうか。