妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫)妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫)
著者:平坂 読
小学館(2015-07-17)
販売元:Amazon.co.jp
  妹バカの小説家・羽島伊月は、人気シリーズ『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦していた。気分転換のためゲームをしたり混浴の温泉に行ったりお花見をしたり、担当への言い訳メールを考えたりしながら、どうにか原稿を書き進めていく伊月。彼を取り巻く可児那由多やぷりけつ、白川京や義弟の千尋といった個性的な面々も、それぞれ悩みを抱えながら日々を生きている。そんな中、伊月の同期作家で親友・不破春斗の『絶界の聖霊騎士』のテレビアニメがついに放送開始となるのだが―。妹と全裸に彩られた日常コメディ、第2弾登場!!   この先生の作品は、ストーリー性とコメディ性が反比例していると思います。ストーリー性が高くなると、面白さが下がる傾向だと思ってます。   そしてまだストーリー性はあまり高くないです。なので面白い。そして絵師に恵まれている=ラノベとしてのレベルはかなり高いのです。      話が細かく区切られているので、小さいイベントがたくさん起こっていました。作中作のアニメ化がメインイベントなのかなぁ。俺ツインテールになりますが、こんな感じだったのかなぁ。なので微妙な生々しさを感じてしまいました。   なんかこの先生の経験が活きてるっぽい内容ですね。所々がリアルなんですよね。それと税理士先生がドSで面白い。京に萌えを感じるのは絵師の力なんだろうなぁ。   ボードゲームにテーブルトークRPGに、この先生ってこういうのを、ネタにするのが好きだなぁ。3巻もこの方向性でいくのかな。軽い内容ですごく読みやすいです。