脂肪や動物性たんばく質をたくさんとるような食の欧米化や不規則な生活、運動不足、ストレスなどが原因で起こる便秘。その便秘がもとで、健康面でも美容面でも因っている人は少なくありません。

特に便秘の悩みは女性に多く、「日本女性の約半数は便秘の経験がある」ともいわれています。便秘が続くと、おなかが張る、痛くなる、食欲が落ちる、おならが出る、吐き気がするなど、全身にさまざまなトラブルを起こします。肌に吹き出物が出て、これは治りにくいというストレスもあります。

人によっては、かなりひどい肌荒れを起こしたり、体臭や口臭が発生することもあります。そのうえさらに便秘は、さまざまな不調や生活習慣病の原因にもなります。

なぜなら、腸の温度である36~37度では、そこに便が長期間たまっている状態は、猛暑が続く真夏に生ゴミをほうっておくのと同じような状態だからです。
腸にたまった便はそのうち腐敗し、有毒ガスや有害物質を発生させます。それらの毒素が、自律神経を乱して、頭痛や屑こり、めまいをもたらしたり、イライラや不眠の原因になったりします。また、便秘は大腸ガンなどの大きな病気との関連も指摘されています。旅行など、「環境が変わって一時的に便秘をしてしまう」という経験は誰にでもあるはずです。

こうした一時的な便秘がきっかけで慢性的な便秘になるケースもあります。

便秘解消のポイントは第一に食生活です。栄養バランスの整った食事を3食規則正しくとる、水分や食物繊維を適度に摂る、そしておなかにいいオリゴ糖やケフィランをとることもおすすめです。

腸内には健康のためによい働きをする善玉菌と、悪い働きをする悪玉菌がいます。ビフィズス菌は、善玉菌の代表格です。オリゴ糖はそのビフィズス菌を増殖させて、腸内環境をよい状態に整えるサポートをします。
オリゴ糖の補給方法として、私がお勧めしたいのは『ラフィノース』です。『ラフィノース』は、砂糖大根(甜菜) のエキスから抽出された高純度の天然オリゴ糖です。この『ラフィノース』がすごいのは、胃や腸では吸収されずに大腸まで届くという点です。
大腸内でビフィズス菌のエサとなり、腸内のビフィズス菌が増えると、腸の蟻動運動(内容物を肛門のほうへ送る運動) が促され、お通じがよくなります。

便秘の程度には個人差があるため、数日で結果が出なくても、1~2週間は続けてとるようにしましょう。『ラフィノース』を日常的にとることで腸内環境が改善され、状態のよい便が習慣的に排出されるようになるでしょう。
ラフィノースはこちら。

また、『ラフィノース』は便秘薬や下剤のように、腸に過剰な負担をかけて便を出すものではありません。状態が悪かった腸内環境を健康的に整えて、便通を改善してくれます。便秘のときは便を軟らかくし、下痢がひどいときには便を硬くして普通の状態に近づける働きが期待できます。下剤を飲んだときのような腹痛や、突然の便意の心配もないといえるでしょう。

「ラフィノース」は天然のオリゴ糖なので、人体に悪影響を及ぼすということはありません。免疫バランスをよくして、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を軽減したり、体内に余分なコレステロールが蓄積されるのを防いだりする効果も期待されています。

「オリゴ糖を毎日とると太るのでは?」と心配する人もいるかもしれませんが「ラフィノース」は胃や腸で吸収されないので、カロリーのとりすぎにはなりません。女性の皆さんも安心してとれる素材です。味がなく、熱に強いので、料理や飲み物に加えるのもよいでしょう。


それからもう1 つ、整腸作用において注目されているのがこめ「米ケフィラン」です。これは、コーカサス地方に伝わる発酵乳ケフィアの機能成分を高濃度に含む物質です。

ケフィアは、ヤギ草の袋に牛乳、ヤギ乳、羊乳と、スターター酵母や複合乳酸菌を含むケフィア粒を入れ、数日間発酵させて布でこした飲料で、健康増進に有用とされます。

旧ソ連や東欧の地域では、病人の治療食としても利用されており、これまで胃腸病、結核、糖尿病、貧血、心臓病、腎臓病、アレルギー疾患、子供の成長促進、疲労回復、ストレス軽減などの報告があります。また、動物実験において、免疫賦括や肝機能の向上、ガン細胞の増殖抑制などが確認されています。

ケフィア粒にどんな菌が存在するのかを調べた結果、新種の乳酸菌として、LK乳酸菌が発見されました。そのLK乳酸菌の英膜(細胞壁の外側にある層)に作られる多糖体が「ケフィラン」と呼ばれる成分で、さまざまな機能性を発揮することがわかっています。

このLK乳酸菌には単独での培養が難しいという難点がありましたが、近年、米を培地に用いることで、「ケフィラン」を高濃度に含む新しい食品素材『米ケフィラン』の生産技術が確立されたのです。『米ケフィラン』は、物質としては腸内善玉菌の増殖を促進そうし、腸内細菌叢のバランスを改善する働きを持ちます。また、血糖値、血圧、コレステロール値の上昇を抑制する働きも期待されています。

腸内環境を整えるという意味でいえば、先に挙げた『ラフィノース』と『米ケフィラン』を毎日いっしょに摂取すれば、格段の相乗効果が期待できます。

参考までに、善玉菌をふやして腸内環境を改善するには3つのアプローチがあります。
第1は、ビフィズス菌などの乳酸菌を直接とり入れる方法で、「プロパイオテイクス」といいます。
第2 が「プレバイオティクス」といい、腸内の善玉菌のエサになるものをとり入れて、善玉菌をふやしたり、活性を高めたりするものです。
そして第3 の方法が、先の2つの両方の働きを持つ「シンパイオティクス」です。

「ラフィノース」と「米ケフィラン」をいっしょにとることは、シンパイオティクスに相当します。

今の健康・美容の増進につながるでしょう。なにより、自分の腸を本来の健康な状態に戻し、自力で便を出せるようになるのですから、便秘解消法としては最も理想的といえるでしょう。『ラフィノース』と『米ケフィラン』は、健康食品を活用すると手軽にとれます。
2つの成分がいっしょになつたものが市販されています。粉末状になっていて、ヨーグルトやコーヒーなどに混ぜてとるようにすると、毎日続けやすいと思います。これまで、ヨーグルトを食べても、便秘薬を飲んでも、便秘が改善しなかった…

そういう人こそ、「ラフィノース」と「米ケフィラン」を試してみてください。飲んだ翌日から便通がよくなる人もいますが、個人差があります。実感するのが遅い人でも、2週間ほど飲み続ければ、健康的な黄色から黄褐色のバナナ状の便が期待できます。