「仕事を辞めて“専業主婦”になりたい」
スウェーデンといえば、男女平等の教育・雇用の機会を提供により、女性には育児とキャリアの両立支援制度が充実しており、実際、OECD統計(2018年)では、同国における夫婦のうち二人ともフルタイム就業の割合は7割を超えている。日本でもたびたび「北欧モデル」として取り上げられ、「見習うべき」という声があがっていた。
そんな同国で、「専業主婦回帰」ともいうべき現象が起きている。
エキスパートの補足・見解
スウェーデンにおける、この「ソフトガール現象」と呼ばれるムーブは、TikTokから若者に広がった。キャリアの追求や経済的な成功を絶対的な価値とせず、自分の幸福を追求するものとして、Z世代の女性を中心に共感を得ている。
その具体的な形が「女性が仕事を辞め、男性パートナーに経済的に依存するライフスタイル」、つまり、専業主婦モデルへの回帰である。
同国内では、この潮流に対し、フェミニスト政党からは「女性がパートナーの経済力に頼って生活することは非常に危険で、ジェンダー平等への後退」と反対する声もあるが、現実に仕事と家庭生活の両立に大きなストレスを抱えている女性が増えている切実な問題もあり、議論が白熱している。その様は英国のBBCで放送され、話題となった。
米国でも、1950年代に浸透した「家事にいそしみ夫に尽くすトラッドワイフ」が注目されたりもしている。
一方、日本では、政府もメディアももはや共働き夫婦が標準であるかのような打ち出しをしているが、そもそも夫婦共に稼がないと生活できないという経済的問題が、若者の婚姻減の一要因ともなっている。
北欧や米国で芽生えた「専業主婦回帰」の潮流は日本にどう影響を及ぼすだろうか。
スウェーデンやアメリカで広がる「専業主婦モデルへの回帰」潮流
https://www.reddit.com/r/GenZ/comments/1n681rm/is_the_tradwife_lifestyle_actually_becoming/
以下海外の反応↓
・実は多くの女性は専業主婦のライフスタイルを望んでいる。
でも経済的にそれができないんだ。
・2015年のギャラップ社の世論調査では、18歳未満の子どもを持つ米国女性の56%は、外で働くよりも家にいることを望んでいることが明らかになった。
そして最近の2023年のQuartzのレポートでは、母親の24%が過去1年間に仕事を辞めており、その主な理由は子どもと一緒に家にいたいからだと指摘されている。
・↑私も18歳未満の子どもを持つ女性だけど、できれば家にいたいよね。
でもそれは子どもができる前からそう思ってたよ。
正直経済的に豊で働かなくても済むなら、そりゃそっちの方が良いよね。
まぁそれでも私は子供たちを保育園に預けるし、経済的に男性に頼るのも嫌なんだよ。
私はただ悠々自適な生活がしたいだけなんだよ。
これはきっと多くの男性も同じように感じてることだと思うけどさ。
・これって多くの男性も専業主婦(主夫)のライフスタイルを望んでいるんだよ。
でも経済的にそれができないだけ。
・できることなら夫婦で専業主婦(主夫)やってたいよ。
だって働くのは本当に最悪なんだから。
・現実問題として子供を持ちたいなら、誰かが家にいて子供の面倒を見る必要があるんだ。
・私はZ世代(97年生まれ)で専業主婦をしてるけど、子供たちが学校に通うようになったら仕事に復帰するつもり。
幼い子供たち(特に赤ちゃんや幼児)がいる間は家にいるのが母親にも子供にとっても理想的だと考えてる。
そもそも保育料が高額過ぎて、子供2人の保育料を払うだけで私の給料が全部飛んでしまうのも問題なんだけどね。
・これは主にメディアの影響だと思われる。
特に極右の人々の間では人気が高まってるんだよ。
右派はそう思ってるのだろうけど、実際にはこの考えはそれほど一般的ではないよ。
・私の周りだと左派系のZ世代の女性で専業主婦になりたがってる人が多い気がする。
私たちの世代は両親が共働きの家庭で育っていて、母親との繋がりが薄れてしまったと感じてる人もいるんじゃないかな。
私は母を心から愛していて仲が良いけど、私の幼少期に母は教師として長時間労働してたから、関係を築き上げるのは大変ではあったからね。
私は自分の子供たちには、そのような思いをさせたくないと思ってる。
ちなみにうちの両親は私に徹底的に倹約して自立するように教えてくれた。
私のような考えの人も一人いる一方で、最近は子供を望まない女性もいたりするけど。
・自分の婚約者は子供ができたら専業主婦になるつもりでいる。
でもほとんどの家庭にとって、片方だけの収入で生活していくのは現実的ではないだろう。
だから専業主婦になりたいと思っていても、実際には専業主婦になる女性は少ないだろうね。
・理想は専業主婦だとしても、それで多くの人がやって行けるだろうか?自分には無理だ。
住宅ローンや生活費を払い続けるには共働きがどうしても必要だからね。
少しの間なら片方の収入だけでも生活できるけど、長期的になると住宅費、保険料、食費などを維持するだけで相当な収入が必要となる。さらに予期せぬ事態も起こり得るしね。
もし夫が何らかの理由で働けなくなった時に妻も働けない状態だったらどうなるだろうか?
今の時代は一家の大黒柱が一人だけというのはリスクが高いんだよ。
・この経済状況で一体誰が専業主婦になれるっていうの?
・これって今まで専業主婦を何十年も非難してきた時代を経て、最近になりようやく受け入れられるようになっただけだろ。
・自分もそういう生き方に憧れてるけど、圧倒的多数がそう考えているとは思えない。
メディアは特定の話題を誇張しがちだからね。
Z世代は多様で個性的な生き方や考え方を持ってる人が多いんだ。
だからこの世代をひとくくりにして語るのも安易すぎるよ。
・これは最近のトレンドだよ。
ちょっと考えてみて欲しいけど、過去50年間に渡りフェミニズムは進歩してきたけど、なのに女性の幸福度は統計的に低下し続けているとも言われてる。
それはなぜか?
「男性が妻や家族を養うために働く」という家父長制は男性特権ではなく、むしろ不快な義務であることが明らかになったからだ。
今では多くの家庭は片方の収入だけでは生活していけない。
そんな中で「夫が裕福で、魂をすり減らすような労働をせずに、家で子供たちと過ごして料理をしたり、公園に行ったり、お菓子作りをできる」というのは、多くの女性にとって魅力的にも見えることだろう。
・↑フェミニズムと幸福度の低下にはどんな関連性があるの?
・↑フェミニズムは以前より進展してるのに、女性の幸福度が上昇するどころか低下しているという事実は、そこに重大な問題があるということを示してるとも言える。
それは恐らく女性の労働市場への進出が原因じゃないかな。
かつて男が社会に出て働くことは特権のように言われていたけど、それは特権などではなく正反対だったってこと。
今我々は超資本主義社会に生きていて、労働は精神的に非常に辛いものだってことだよ。
だからこそ会社に尽くすよりも、家族と一緒に家にいて過ごしたいと思う女性が増えている。
この傾向は驚くようなことじゃないんだ。
・こんなの人それぞれだよ。
伝統的な専業主婦になりたい女性もいれば、仕事をバリバリしたい女性もいる。
でも最近は経済的に自立してからパートナーを持つという傾向が以前より強まっているように感じるかな。
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