tiger22 のウクレレ備忘録。

2016年6月、3100円のノーブランド中華ウクレレを買ってウクレレ独習を開始。7月、5800円の中華ウクレレ Kaka KUS-70 を購入。そして 8月、ついに定番 Kala KA-SLNG をハワイから個人輸入! ウクレレにハマった tiger22の最先端 ウクレレ入門日記です。(*^_^*)


以下は初めてご覧いだいた方へのご案内です。

1. 初めてウクレレを購入しようと思っている方は、「ウクレレ購入ガイド」をお読み下さい。

2. 2本目、3本目のウクレレを購入しようと思っている方も、まずは「ウクレレ購入ガイド」をお読み下さい。

3. 何本かのウクレレの、本音のレビュー記事も書いています。

4. 最後に、ウクレレは信用できるお店から、信用できるブランドの製品を買いましょう。

以下、新しい記事から古い記事の順番に並んでいます。左の更新カレンダーの下の「カテゴリ」から、お探しの記事を選択することもできます。「カテゴリ」の記事は、初めて読まれる方の便宜のために古いものから順番に表示しています。時間のある時にまとめ読みする場合は、とても便利だと思います。
それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい。

昨日(6月27日)は雨が止むと湿度が下がり始めて、昼頃からウクレレに快適なゾーンになり、そのまま夜を迎えました。

しかし、今朝目覚めると、またもや外は雨。午前 7時少し前の私の部屋の湿度は、次のとおりでした。65% 以内ですからセーフです。

170628_1 湿度計の湿度

昨日は、室内の空気を入れ換えるために窓を開けたのが失敗。外の湿気が侵入してきて湿度が上がりました。で、今日は窓を開けずに室内を密閉することにしました。とはいえ、私の家は木造の一戸建て。マンションと違い、機密性はそれほど高くありません。

温度は快適ゾーンなのでエアコンは使用しません。

そして、午前 11時現在の室内湿度は・・・大丈夫です。ウクレレ快適ゾーンです。
170628_2 湿度計の湿度

が、まだ雨は降り続いています。天気予報では、午後から雨は上がるはず。



2017年6月27日(火) 午前8時40分。埼玉県。天候は曇り。夜間に雨が降ったため、朝から湿度が高いです。合板フローリングの床が湿気でベトつきます。

湿度を確認すると、76% ほどでした。
170627_1 湿度計の湿度

湿度が 65% を超えたら、ウクレレのためには除湿した方が良いです。幸い、私のウクレレは合板と HPL なので、温度や湿度はあまり気にしなくて良いです。高価なソリッドウッドのウクレレなら、そうは行きません。

不思議に思うのは、ソリッドウッド(単板)の弦楽器を売っている楽器店です。温度湿度の管理を、キチンとやっていないお店が多いようです。たとえば、いつも入り口のドアが開きっぱなしの店とか、ショッピングモール内にあって、独自で空調していない店とか・・・。

Pono の東南アジアのウクレレ工場や保管庫では、常に湿度を 50% に保っている、と読んだことがあります。お店でも同じにしないと品質が保たれないと思うのですが・・・。

高級なワインや日本酒を販売しているお店では、専用の保管室や保管庫に入れて管理しています。
食品スーパーでさえ、冷凍食品は冷凍庫に入っています(って、これは当然ですね)。
しかし、少なくとも私が目にする範囲の楽器店は、どこもノー管理のようです。



ウクレレを始めた時に、初めて聴いてびっくりしたのが、ブリットニー・パイヴァのエレクトリック・ウクレレの演奏でした・・・。 



長く人間をやっていますが、たった 1年前までエレキウクレレの存在を、知りませんでした。^^;



うれしいことに、Enya X1 はピックアップ内蔵のエレクトリック・ウクレレです。



いつか、私も弾けるでしょうか・・・。






前回 書いた、tiger22 の保有ウクレレ「2017年6月版 良い音ランキング」を、もう一度示します。今回は少し詳しい情報を載せました。表をクリックすると拡大します。
170625_1 良い音ランキング

サイズの違うウクレレを同じ土俵で比較していますので、比較表と言うにはおこがましいと思われるかも知れません。しかも、テナーとコンサートは Enya X1 しかありません。
しかし、この表からは少なくとも 2つのことがわかります。① tiger22 はサイズの大きいウクレレが好き② tiger22 は HPL ウクレレが好き、ということです。(^_^;)

5位から 7位まで黄色く塗りつぶされていますが、これはネックにサイドマークがついていないウクレレです。サイドマークがないウクレレは、5フレットから上を弾く時に不便で、お勧めできません。黄色は「要注意」の意味です。

ということで、今回のテーマは HPL(ハイプレッシャー・ラミネート)です。ハイプレッシャー・ラミネートは、ざっくり言うと、薄くて強くて頑丈な、音響特性に優れたプラスチックです。詳しく知りたい方は下のリンクをクリックして下さい。

HPL(ハイプレッシャー・ラミネート)の説明

早い話、HPL は 0.7mm の薄さでも強くて丈夫なので、マーチン(Martin)が楽器に使用する以前から、床材やカウンター・机の表面材として主に使われて来ました。もちろん、今も使われています。何層もの紙と樹脂を高温高圧で固めたものなので、価格も高くはありません。

ハイプレッシャー・ラミネートのウクレレは、私の知る限り、3つの楽器メーカーでしか作られていません。マーチン(Martin)、エンヤ(Enya)、ボナンザ(Bonanza)です。

Martin の HPL ウクレレはソプラノだけです。Martin 0XK は表面がハワイアンコアのプリント(印刷シート)で、Martin 0X Uke Bamboo の表面は竹のプリントです。下のビデオを見ると、同じ Martin HPL なのに、音が違うことに驚かれると思います。Martin HPL ウクレレはメキシコ製ですが、449ドルの高価格で販売されています。



Enya X1 ウクレレにはテナーとコンサートがあります。私は両方持っています。バッグ・チューナー・ピックアップなど盛りだくさんの付属品がついた「ビギナー向けフルセット」が、たったの 130~150ドル(Banggood 価格)で販売されています。激安としか言いようがありません!!!

Bonanza は米国メーカーで、ソプラノ、コンサート、テナーの HPL ウクレレを作っています。ソプラノ 189ドル~テナー 209ドルで販売されています。Bonanza は HPL から始めて、今はソリッドウッドのウクレレも作っています。

この 3つのメーカーの HPL ウクレレは、誰でも Youtobe ビデオなどで視聴できますので、ぜひ聞き比べて下さい。どれもプラスチックの音とは思えません。これらの HPL ウクレレを買った人の多くが、口をそろえて「本物の木と区別がつかない、すばらしい音だ!」と絶賛しています。


前にもご紹介した GOT A UKULELE というサイトの Barry Mazさんは、前出の Martin 0X Uke Bamboo の HPL の音に、10点満点で 9.5 という高い評価を与え、次のように書いています



「まずは演奏してみましょう。言ってみれば、このウクレレの作りはワンダフルで、手に持つと軽いです。ネックが重いと言われているにもかかわらず、12フレットでバランスが取れています。重量バランスの狂いはまったくありません。木製の Martin S1 ウクレレより重い手触りがしますが、演奏すると気になりません。とにかく、S1 は超軽い楽器です。そして、奇妙なことに・・・ Martin ウクレレの香りがします。Martin 独特の強い木の匂いがするのです。その元はブレース(力木)とライニングしかあり得ません、だって残りの部分は HPL ですから! 本当に奇妙なことです!

それから私は弾き始めました・・・ワオ。プラスチックのウクレレとは思えない、素敵な音がします。いったいどうやったらこんな音が出るのかわかりませんが、このウクレレの音色は驚くほど素晴らしいです。実際、エクセレントです。どういうことでしょう? 木製ウクレレと同じ音がします。プラスチック製の弁当箱から出るような音だと思ったら、大間違いです。OK、あのいつもの Martin の音とは違いますが、本当に豊かで円熟した独自の音色を持っています。必要なら、ソプラノサウンドもたっぷり出せます。音量は大きくて、サスティンも素晴らしい(どちらも Martin S1 と同レベルです)。私がこれまでにレビューした優れたウクレレたちと、肩を並べることができる音です。もちろん、音の好みは主観的なものなので、私は Martin 0X Uke Bamboo が「この」ウクレレや「あの」ウクレレよりも良い音がするとは、あえて言いません。とにかく「非常に良い音」です。ベリーグッド。その音には、本当に驚きました。

かき鳴らしても、つま弾いても、どちらも本当に楽しいです。速くて快適なネック、軽くて肌触りの良いフレット。演奏するのがとても簡単です。また、ネックのどの部分を押さえても、正確な音程の音が出ます。これは「プラスチック」の音なんかじゃ、ありません。

そのダイナミックレンジはエクセレントで、音色の明瞭さといったらホントにスゴイです。事実、どんなに探しても、その音色の中の悪い部分が発見できません。私の唯一の不満は、私はソプラノの明るいタッチが好きなのに、このウクレレの音は少し暗くて、暖か過ぎます。しかし、そんなのは細かい問題です。」


Barry Mazさんのレビューを長々と引用したのは、私の Enya X1 テナーやコンサートの印象と重なる部分が本当に多いと思ったからです。HPL 共通の音の傾向のようなものがあるように感じます。みなさん、機会があったら実際にナマの HPL の音を聞いてみて下さい。

みなさんの参考のために、いくつかのウクレレでの Barry Mazさんの「音色(Sound)評点」を示します。10点満点です。

Barry Maz ウクレレ音色(Sound)評点

Martin 0X Uke Bamboo  - 9.5 (Martin HPL
Martin S1 Soprano  - 9.5 (オール・マホガニー単板)
Kiwaya KTS-5 Soprano - 9.5 (オール・マホガニー単板)
Kanile'a K-1 Tenor  - 9.5 (オール・ハワイアンコア単板)
aNueNue UT200 Moon Bird Tenor - 9.5 (トップはスプルース単板、バックとサイドはローズウッド単板)
Kiwaya KS-5 Soprano(Famous FS-5) - 9 (世界最高のハワイアンコア合板
KoAloha Opio Spruce Top Tenor - 9 (トップはスプルース単板、バックとサイドはアカシア単板)
Martin T1K Tenor  - 9 (オール・ハワイアンコア単板)
Kala KA-S - 8.5 (マホガニー合板、Kala KA-SLNG の通常ネックバージョン)
Makala Waterman Soprano  - 8 (オール・プラスチック
Kaka KUS-25D Soprano - 5 (AAA マホガニー単板のトップとあるが、看板に偽りあり)


では、Enya の HPL ウクレレに話を戻します。Enya X1 ウクレレは、Kamaka HF-3 テナーウクレレ(HMS 価格 1,295ドル)の音を再現する目的で設計されました。そのために、Enya X1 テナーは Kamaka HF-3 のデザインをそっくりコピーしています。Kamaka HF-3 はハワイアンコア単板で作られていますので、Enya X1 テナーの HPL が目指したのもハワイアンコアの音色です。

Enya X1 の HPL を Enya では「HPL 夏威夷 KOA(HPL ハワイアンコア)」と呼んでいます。Martin 0XK ソプラノの HPL は、中国語で「KOA夏威夷相思木HPL(ハワイアンコア HPL)」です。

Enya X1 の中国語商品説明には、「X1 ウクレレの材料は Martin HPL ハワイアンコアであり、振動特性は木材に似ており、同時に薄く!、固く!、そして安定しています!」と書かれています。つまり、Enya X1 の HPL は、Martin 0XK の HPL のコピーの可能性が高いのです。

それでは、Youtobe で Enya X1 テナーの音を聴いてみましょう。録音環境や録音機材で音は違ってきますが、参考にはなります。始めの 2つは macintoshiya さんです。本当にお上手です。












いかかでしょう? コアの音に聞こえましたか? 

最後にハワイアンコアのテナー 3本の聞き比べです。Kamaka HF-3、Koolau T1、Kanilea K1-T の音を聞いて下さい。
なお、HMS(ハワイミュージックサプライ)のビデオの音質は、評判の悪い YouTube といえども、なんとかして微細なニュアンスまで伝わるように努力されているようです。録音がすごく良いです!



いいですね~。さすが本物のハワイアンコアのサウンドは違います。しかし、激安の Enya X1 テナーも、その価格を考えれば、かなりがんばっているように私は感じます。(*^_^*)

Kamaka HF-3 テナー(HMS 価格 1,295ドル)
KOOLAU T2 テナー(HMS 価格 1,425ドル)
Kanilea K1-T テナー(HMS 価格 1,035ドル)
Enya X1 テナー(Banggood 価格 150ドル、17,200円)


Enya X1 ウクレレへのリンク: https://goo.gl/qCtYHO

Banggood へのリンク: https://goo.gl/06nOQV


次回に続きます




もっと早く、この記事を書くべきでした。うっかりしていました・・・。

どんなに安いウクレレにも、指板の上にいくつかのポジションマークがついています。ソプラノウクレレの場合、通常は 5、7、10、12フレット等についています。次にネックを横から見て下さい。下の写真は私の Kala KA-SLNG ですが、ネックの横にもポジションマークがついています。これをサイドマークと言います。

170624_1 サイドマーク

15フレットの Famous FS-5G には、3つのサイドマークがついています。

170624_2 サイドマーク

しかし、安価なウクレレの中にはサイドマークのついていないものがあります。私が初めて買った 2つのウクレレ、謎の中華ウクレレと Kaka(カカ)KUS-70、にはサイドマークがありませんでした。

ビギナーの私はそんなこと露も知らずに、これらのウクレレを買ってしまったのです。そして、しばらくは「安い割には普通に良い音で鳴る」「安物のギアペグでも音程が狂わない。1週間放置してもわずかしかズレない。」「弦高も低くて弾きやすい」と喜んでいたのです。

今時の安物ウクレレは、ビギナーの練習程度なら十分に使えます。ましてや、ウクレレを始めたばかりのビギナーは、「良い音」なんてわかりませんので、音程さえ狂わなければ OK 牧場です。「安物のギアペグはすぐに音程が狂う」というのは楽器店の、安物ウクレレを知らないダメ店員の常套文句ですから、騙されないように気をつけましょう。

ウクレレの練習を始めた当初は、左手でコードを押さえる時、せいぜい 1~ 3 フレットくらいしか使いません。少し慣れてくると 5~ 7 フレットくらいまで使うようになります。

そして、 5~ 7 フレットを使うようになると、「サイドにマークがない」ことの不便さに、初めて気づきます。サイドマークがないと、コードを押さえる位置がよくわからないのです。とても不便です!

ユーザーの使いやすさを考えた「まともなウクレレ」なら、サイドマークは必ずついています。サイドマークがないと不便なことくらい、少しウクレレをやった人なら直ぐに分かります。ましてやウクレレ販売業者なら当然、承知のはずです。

サイドマークは、指板上のポジションマークよりも重要です以下は「Martin 0X Uke ソプラノウクレレ」のレビューからの引用です。

「ネックの上の指板はローズウッドで、17本のニッケルシルバーのフレットがあり 12フレットでボディとジョイントされています。それは同じエンドシェイプの Martin S1 と同様の指板です。ポジションマークは、5、7、12フレットにあり、7フレットはダブルスポットになっています。それらは小さなクリーム色のプラスチックで作られています。S1 と同様に、同じ位置にサイドマークもついています。さらに、3、12、15フレットにもサイドマークがあります。

Martin の場合、指板上のポジションマークよりもサイドマークを重視しているのは、明らかです。

だから、もしあなたのウクレレにサイドマークがなかったなら、そのウクレレはダメウクレレである可能性が高いです。1~2ヶ月使ったら、きっとイヤになります。
もちろん、自分でシール等を貼ってサイドマークを作ることは可能です。よほど気に入っているウクレレなら、サイドマークを貼って使っても良いでしょう。

しかし、一番のお勧めは、初めてウクレレを買う時に、サイドマークのついていないウクレレは避けることです。買う前によく確認して下さい。

サイドマークのついていないウクレレを、買ってはいけません! 



前回の続きです。

tiger22 は、今のところソリッドウッド(単板)のウクレレには興味がありません。現在は 6本のウクレレを持っていますが、ラミネート(合板)が 4本と HPL が 2本です。サイズの内訳はソプラノが 3本と、ソプラノロングネック、コンサート、テナーが各 1本づつです。

私が実際に所有し演奏したウクレレは、購入後返品した Aria AU-1 を加えると 7本あります。たった 7本ですが、手元に置いて交互に弾き比べているので、「良い音順にランキング」をつけるのは簡単なことです。

しかし、「良い音」とは個人的な好みの問題であり、一般化することが極めて困難です。「蓼食う虫も好き好き」とも言います。サスティンの長いのが好きな人がいれば、反対にサスティンが短い方を好む人がいます。倍音が多い方が「豊かな音」に聞こえますが、逆にストレートな音が好きな人もいます。ですから、このランキングは基本的に、私の「好き嫌い」を反映したものになります。

今からそれを発表しますが、ウクレレ歴 1年のビギナーの意見なので、適当に読み流して頂ければ有り難いと思います。(^_^)

tiger22 の保有ウクレレの「2017年6月版 良い音ランキング」

第1位 Enya X1 テナー(HPL、テナー)
第2位 Enya X1 コンサート(HPL、コンサート)
第3位 Famous FS-5G(合板、ソプラノ)
第4位 Kala KA-SLNG(合板、ソプラノ)
第5位 Kaka KUS-70(合板、ソプラノ)
第6位 謎のゼブラウッド(合板、ソプラノ)
第7位 Aria AU-1(合板、ソプラノ)

ひと目見ておわかりのように、テナー > コンサート > ソプラノ の順番になっています。どうやら私は、大きいサイズのウクレレが好きなようです。まあ、それも当然かも知れません。

理由を列挙します。

1. 一般に大きいウクレレほど良い音がする。だからテナーが一番。

ウクレレのサイズは音色に大きな影響を与えます。大きいウクレレになるほど、左手で弦を押さえるスペースが広くなり演奏しやすく、より暖かいトーン(音色)になります。

その原因はウクレレのボディ容積の違いです。ボディの容積が小さければ小さいほど高い音がし、大きければ大きいほど低い音が出ます。Enya の HPL(ハイプレッシャー・ラミネート)は音が小さめのようですが、テナーサイズになると、その弱点が目立たなくなります。

ソプラノウクレレを悪く言う演奏家には、オータサン(Ohta-San)、その師のエディ・カマエ(Eddie Kamae)ジョージ・フォーンビー(George Formby)、および多くのオールドスクールの人たちアーネスト・カアイ(Ernest Ka'ai)のようなハワイアンのパイオニアがいます。」



2. 弦の張力は、強い方が弾きやすくて音のキレが良い。だからテナー!

スケール(弦の長さ)が長くなるほど、弦のテンション(tension、張力)が高くなります。私はテンションが高いほど演奏しやすく感じます。

わたしの Famous FS-5G は正しく調整されていてもテンションが低いので、私のようなヘタクソが弾くと、時々バズ音(ビビリ音)が出ます。しかもけっこうな爆音で(笑)
ところが、張力の強い X1 テナーではほとんど出ません。私好みのクリーンでシャープな音がします。

テンション(張力)とスケールの長さは、ウクレレのトーン(音色)にも影響を与えます。ロングスケール(長いスケール)はハーモニクス(harmonics、高調波、倍音)とオーバートーン(overtones、上音、倍音)が鳴るスペースを広げ、明るくてチャイミーな音になります。ショータースケール(短いスケール)はオーバートーン(overtones、上音、倍音)が鳴るスペースを狭くし、 thick(太い、深い、分厚い、稠密な)でファジイ(ぼやけた)な音にします。」



3. 米国ではテナーウクレレが大人気! なぜか?

「人々が、非伝統的なウクレレの音に慣れてくるにつれて、テナー・ウクレレの人気はますます高まっています。テナー・ウクレレは G C E A チューニングの、最長のスケール(common scale)を提供してくれるので、フィンガーピッキングや固い応答(stiff response)を必要とする演奏に理想的な、タイトな弦の楽器となります。

このため、テナー・ウクレレは人気のある演奏用の楽器(performance instrument)であり、ステージで最も一般的に使われているウクレレとなっています。テナー・ウクレレの演奏家としては、ジェイク・シマブクロ(Jake Shimabukuro)ハーブオータ Jr.(Herb Ohta Jr)ジェームズ・ヒル(James Hill)デイヴィッド・カマカヒ(David Kamakahi)ブリットニー・パイヴァ(Brittni Paiva)などが有名です。」

牧伸二(敬称略、以下同じ)はソプラノ、ぴろきはギタレレからコアロハ・ソプラノ、「森のくまさん」のパーマ大佐はフェイマスのコンサートだそうです。ウクレレ芸人さんで、テナーを使っている人はいないのでしょうか?


私 tiger22 はウクレレを始めて 1年経って、ようやくテナーを手にしました。テナーを鳴らした瞬間に、「これまでのウクレレ選択は、間違っていた!」と思いました。理由は上に書いたとおりです。

ウクレレの本場、米国ではテナーに人気があることは、知識として知っていました。しかし、日本ではなんとなく、ビギナーソプラノコンサートで始めるべきだ、というようなムードが感じられました。だから、私もなんとなくソプラノばかり 3本続けて購入しました。テナーはウクレレっぽく思えませんでした。

しかし、今なら言えます。ハワイアンをやりたい人やウクレレ芸人を目指す人は、ソプラノを買って下さい。ウクレレでソロ演奏をしたい人は、最初からテナーを買いましょう。騙されたと思ってテナーを買って下さい。テナーの方が弾きやすくて、その音は耳に心地よいです。もちろん、これは私の個人的意見ですから責任は取れません。ご自分で判断して下さい。(*^_^*)

Enya X1 ウクレレへのリンク: https://goo.gl/qCtYHO

Banggood へのリンク: https://goo.gl/06nOQV


次回は、Enya HPL の秘密? に迫ります・・・。



先日、Famous FS-5G ソプラノウクレレを Amazon から買いました。Amazon.co.jp が販売発送するウクレレです。通販の最安値ではありませんが、Amazon は万一の場合の返品保証がしっかりしていますから、私は、わずかな価格差よりは「安心」を選びました。

ひと目見て驚いたのは、ウクレレの箱のフタがテープで留められていなかったことです。私は 10年以上前から Amazon で毎月のようにいろいろなものを購入していますが、箱が開いたままで到着したのは、今回が初めての経験です。
170622_1 Famous FS-5G

輸送途中、誰でも中を開けてウクレレを取り出すことができます。不安になりました。
そして不安は的中しました。第一弦が切れていました。ブリッジに取り付ける方の端がスパッと切れています。
170622_2 Famous FS-5G

全体をチェックすると、傷や汚れはなく塗装の仕上がりも良さそうなので、弦だけ送ってもらおうと考えました。しかし、ネックの状態を確認すると、残念なことに、わずかな「そり」がありました。それも「逆ぞり」でしたので、Amazon に返品交換を依頼しました。

Amazon へのウクレレの返品/交換は、これが 2度目です。最初の返品は Aria AU-1(アリア AU-1)でした。Aria AU-1 の時も交換を希望したのですが、なぜか交換は不可能で、返品返金となりました。Famous FS-5G は「交換」しか選択できませんでした。どういう基準で使い分けているんでしょうね?

翌日の朝 9時過ぎに、新しいウクレレが到着しました。早い!!! しかも今度は、大きな箱に入っていました。2重梱包です。
170622_3 Famous FS-5G

大きな箱を開けると、ウクレレの箱が出てきました。破損もなく綺麗です。この箱は、60年前と同じデザインらしいですが、シンプルで古くさくなく、60年前のデザインとしては秀逸だと思います。
170622_4 Famous FS-5G

再送されてきたウクレレは、ほぼ完璧でした。塗装の状態は前の方が良かったですが、傷や汚れはなく、ネックもまっすぐなので、このウクレレを使うことに決めました。
170622_5 Famous FS-5G

手に持つと、とにかく軽いです。そして音が大きい。ホントにこれは爆音ウクレレです。(笑)
ビギナーがステージに立つことはないでしょうから、練習用のウクレレにこんな大音量は不要かも知れません。演奏しやすい良い楽器だと思いました。買って正解!

Famous FS-5G ソプラノウクレレは、Amazon から買って大正解でした。Famous は工場出荷時にキチンと調整されているようですから、通販で買っても問題ないでしょう。とは言え、今回のように、倉庫での保管中や輸送中に問題が出る可能性はあります。

その点 Amazon なら、届いた商品に不満があれば、何も言わずに別の商品と交換してくれます。そして新しいものを送ってくれます。問題のあった商品は、それからゆっくり返品すれば良いのです。当然着払いです。特に楽器の購入では、これはありがたいと思います。



Grace VanderWaal ・・・ 2004年1月15日生まれの 13歳。3歳のころから歌をうたう。11歳の誕生日に、父からウクレレをプレゼントされて演奏を始める。ウクレレは独学。Youtube を見て学んだそうです。

2016年6月、米国 NBC テレビの人気タレント発掘番組 America's Got Talent 2016(アメリカズ・ゴット・タレント 2016)に出場。自作の曲 I don't know my name をウクレレを弾きながら歌って、審査員たちの大注目を集めました。ネットでも話題騒然!


ネクスト・テーラースウィフト!

そして、全米が注目した 8月の準決勝。「パーフェクト!」「スーパースター!」「ネクスト・テーラースウィフト!」と絶賛の嵐!!!



America's Got Talent 2016 の決勝は 9月。優勝賞金 100万ドル(1億1000万円)、さらにラスベガスでのショー。審査員は、アメージング・グレース!と絶賛。



一般投票の結果、当時 12歳の、グレース・ヴァンダーウォールが優勝!




ネクスト・テーラースウィフト! と称えられ、テーラースウィフトとの比較ビデオまで登場。






デビューアルバム「Perfectly Imperfect(パーフェクトリー・インパーフェクト)

おまけです。9つのコメントの中から、いくつか翻訳しましょう。


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9 comments(コメント)

Craig Manning 11:44 pm, December 06, 2012

ああ・・、Kiwaya ウクレレ。なんて美しいウクレレでしょう。私のメインウクレレは、あなた(Barry Maz)がレビューしたこのウクレレの、パイナップル・バージョンです。最後に日本へ行った時に買いました。ヘッドには Famous の文字があります。日本以外の世界で買うと、Kiwaya のロゴになります。
私は、あなたが Kiwaya を褒めたポイントのすべてに完全に同意します。しかし、私には別の評価もあります。私のウクレレの、グロス塗装は完璧でした。オレンジピールはありません。Kiwaya KS-5 はヴィンテージ・マーチンをみごとに再現していますが、私はそのブリッジが好きではありません。ソフトな印象で、強さを感じません。
昨年日本にいる時、すぐさま元の弦から Worth browns に交換しました。約 3ヶ月前に Living Waters の弦に替えましたが、音が弱く感じたので、最近また Worth browns に戻しました。
私はこの美しい日本のウクレレを持って帰ることに決めました。そして私はこのウクレレと恋に落ちています! 乾杯!



Martin Harris 4:47 pm, December 20, 2014

あなた(Barry Maz)は本当にこのウクレレを評価しているようですね。私は Kiwaya の Famous FC-3 コンサート(ラミネート)に注目しています。私の友人が 1月に東京に行くのですが、彼らのお店では 235ポンドで買えるのです。あなたはこれが、ラミネートの Kanile'a の Islanderよりも良いと思われますか? あなたのレビューからしばらく時間が経っていますので、今のあなたの判断に興味があります。



Barry Maz 4:49 pm, December 20, 2014

Martinさん、Kiwaya は Islanders よりも良いと思います。Kiwaya より優れたラミネート(合板)ウクレレは存在しませんし、また Kiwaya ならどのウクレレも良いと思います。けれど、私は自分自身で Kiwaya のコンサートを演奏したことがありません。



BigBen 7:10 am, February 28, 2015

Castlemaine のウクレレ集会で、これらのウクレレの 1つを試す機会がありました・・・。注目に値するウクレレでした! 豊かなサウンドで、演奏もとてもやりやすいです。私は手が大きいので、ソプラノでは苦労するのですが、これは違いました。私にこの素晴らしいウクレレを貸してくれた親切な人に、返したくなくて我ながら困りました。値段が高すぎるのが残念です・・・



pfat 6:38 am, November 03, 2015

私は Famous FS-5 を持っていますが、それはファンタスティック(素晴らしい)です。驚くほど軽いです。弦高が低くて素晴らしい。大好きです。Kiwaya と違って、Famous にはギアペグのバージョンもあるようです。

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以上で Barry Mazさんのレビューは終了です。参考になりましたでしょうか?




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